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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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タグ:2012年夏 ( 1 ) タグの人気記事

 家族と立ち寄った沼尻駅ということで、深追いはしないと自分に言い聞かせる。
 それでも気になるのは、沼尻鉱山からここまで索道で運ばれた硫黄鉱は、ここで沼尻鉄道に積みかえられるという鉱山鉄道の側面もあるということ。というより、そちらが元々の沼尻鉄道の姿らしいという事だ。
a0087378_554429.jpg
 そのこととかかわるのが、現況の駅舎の西手に建っていた倉庫なのではないかなと勝手な想像をする。
 沼尻鉄道にかかわるパンフレットだろうか、その中に駅舎の配置図らしきものを見つけた。
 定点として、木地小屋方向からくる線路と建物の形状から、駅舎らしきものを想像する。
 気になるのは、デルタ線の北西に2棟の建物があって、その右側の建物から北に二本の線が引いてある事だ。これを勝手に沼尻鉱山からの索道と想像してみた。
 建物の形状を頭において、いろいろな懐かしの写真集のページを見ていると、この建物が現況の駅舎の西手に建つ建物とが同じように思えてくる。今のところ、何の根拠もない想像に過ぎないが、……。

 もう一つ、その軌跡も気になるのだが、深追いはしないで解決するには、そのポイントとなる地点を探して、念頭でつなげると言う事。
a0087378_5573070.jpg
 例によって、「街道wab」の案内にお世話になって、沼尻駅に入る軌跡のポイント部分らしき地点かなと思う部分だけ、車に乗ったまま一枚パチリ。
 115号線に戻って、木地小屋までは左側の風景の中に、この軌跡は走っていると念頭でつなぐ。

 「高原列車は行く」のモデルは沼尻鉄道ではあるが、そのイメージはこの鉱山鉄道のイメージではない。作詞は、リゾート観光鉄道にかかわるイメージのようだと言うは、先に整理した。「高原列車は行く」がご当地ソングのイメージに遠いのは、ここに古関メロディーによるイメージ変化が加わるということらしい。
【古関裕二うた物語(斎藤 秀隆)】では、以下のように紹介される。
 (作詞者の)丘は古関の作曲した歌を聴いて、「これじゃ、まるでスイスかオーストリアだ!」と仰天したといいます。郷里の大先輩で、敬愛する古関らしく、実にハイカラで、センスに溢(あふ)れ、テンポも良く、自分が描いたイメージとは全くかけ離れている。丘はこの歌を聴くうちに「たまらなく嬉(うれ)しさがこみ上げてきた」と述べ、「この歌詞には、この曲以外にない」そう確信したといいます。
 作詞者丘氏の利用した沼尻鉄道は、鉱山から鉱石を運び出すトロッコ風の「軽便鉄道」のことで、沿線には裏磐梯や白樺が立ち並ぶ風景がありました。」ということで、リゾート観光鉄道としての原風景のようだ。しかし、その歌詞を載せる曲は、「スイスあたりの高原を走るハイカラなイメージを念頭に、軽快な歌謡曲に仕上」がっているということだ。
 この曲が、国民歌謡として定着して多くのファンを魅了し続けるのは、このヨーロッパの高原列車を思わせる古関氏の曲想という側面が大きいような気がする。

 このことを視点を変えて見れば、高尚過ぎて歌詞の土着感をはじきとばしてしまっていて、ご当地ソングにはなりえないということなのだろうなと、こちらも勝手に思ってみる。
by shingen1948 | 2012-08-15 06:00 | ★ 季節便り | Comments(0)