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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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2019年 08月 24日 ( 1 )

 勝手にわっばめしの店と称している「割烹 田季野」の店舗を「福島の建築46」として整理しておきたいと思ったのは、家に戻ってからだ。そうするには準備不足だ。店の中で家族写真は撮っていたが、この店の建物としての写真も撮っていない。
 それで、次の機会に整理できるようにその覚書としておくことにした。

 ここには直ぐに辿り着けたのだが、残念ながら駐車場は満杯だった。
 車を寄せて様子を伺っていると、直ぐに店から出てくる客がいた。暫くの立ち話の後、数台の車が一緒に出ていった。
 思ったよりもスムーズに店に入ることができた。

 店に入ると直ぐに、左手の座敷に案内される。そこで感じたのは、立派な古民家の座敷を店舗用に改築したようだということだった。
 この店の建物についても確認してみようと思ったのは、食事が終わって、左手の帳場で会計を済ませている間に辺りを見回した時だった。
 座敷の前は広い土間になっていて、その向かいがお土産の売店風になっている。その入り口側には一部屋分の空間があって、そこに客用のテーブルが置かれていた。売店風の奥がトイレになっているようだった。
 それらの施設は土間だった空間を改良してしつらえられているようだった。

 ここで思い出したのが八丁目宿の「赤浦屋」だ。そのイメージと重なったような気がしたのだ。
 この宿は「旧鈴木家住宅」として川崎市民家園に移築されている。その宿を実際に訪れたという事ではない。
 浅川、松川散策の後、川崎市の「旧鈴木家住宅」資料を元に念頭でいろいろとイメージを膨らませていたのだ。その事にかかわっては「浅川、松川散策の写真メモから⑩~馬宿はどこ?③」に整理している。
 https://kazenoshin.exblog.jp/237961248/
 ここでは、鈴木家間取りとも照らし合わせて建物内部をイメージしてる。
 この建物の右手3間が、宿のフロントにあたるミセの部分のようだった。その左手に8畳の「上段の間」があって、その奥が天袋付「床の間」になっているようだった。
 そして、ミセの右手が通り土間になって居て、その奥にニワがあり、ここに大竈と流しがあったようだった。

 この鈴木家住宅では、上段の間や床の間は、裕福な馬主や騎馬旅行の武士が宿泊する部屋になるそうだ。
 ミセの奥は生活空間のようで、ナンド・チャノマ・カッテが続く。カッテには囲炉裏があるようだった。そして、通り土間には横隊に馬がつなぎ泊められるのだそうだ。その二階に馬方が宿泊するという事だった。

 「割烹 田季野」の店舗は、これと似たような民家を改築したのではないかと想像したのだ。
 それで、家に戻ってから改めて「割烹 田季野」の建物についての情報を確認してみたということだ。
by shingen1948 | 2019-08-24 09:03 | ◎ 福島の建築 | Comments(0)