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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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2019年 08月 17日 ( 1 )

 会津に行く日程を決めた時に、どこで食事をするかのという話になった。
 今までは出かける前に食事場所の話をしたことはなかったが、昨年、昼食でつまずいたことが絡んでいる。
 美由紀食堂という食堂で昼食をとろうとしたら店が閉じていたのだ。その挨拶の張り紙には、店を閉じた理由に、体力の限界と設備の限界、それに跡継ぎの問題が絡んだことが記されていた。
 それなら、三角屋にしようということでそちらに向かったのだが、ここも閉じていたのだ。

 今回は、取りあえず強清水で蕎麦を食べようという事になった。
 しかし、家人が母に御馳走になっておいしかったわっばめしも食べたいと言われた。
 それで、その店を確認したら市役所通り界隈らしいという事が分かった。それなら、市役所に立ち寄ってからその店に行こうという事になった。

 これが、その会津若松市役所本庁舎の正面だ。
a0087378_916444.jpg
 ここに写るのは旧館で、昭和12年建設とのことだ。建設当時には「近世復興式の豪壮な建築様式」といわれたそうで、特に壁面の装飾に趣向が凝らされている。
 竣工の年昭和12年(1937)には支那事変(日華事変)が勃発し、それ以降の建設工事は諸々の統制下に置かれたという。従って、戦前の本格的な洋風建築としては最後の時期の建物ということになるとのことだ。
 今でもここは現役。議場や市長・副市長室、市民課窓口など、市の業務の中心的な役割を担っているとのことだ。この後ろには、昭和33年に新館が増築されている。

 他所から来た者にとっては、今となっては会津を代表する歴史的建造物の一つとしての景観に着目してしまう。しかし、日常的に暮らす方々にとっては、役所の機能としての利便性や建物の安全性が課題になるようだ。
 「<会津若松市長選>あす告示、争点は新庁舎 市民に伝わる論戦期待【河北新報(2019/7/27)】」によると、今回の市長選では、新庁舎建設に絡んでこの建物の保存についても争点になっていたとのことだ。
 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190727_61028.html
 その選挙結果は、現職の室井照平氏が当選。
 それで、16年度策定の市総合計画に基づき、新庁舎は2025年度の完成を目標に、文化財の価値がある一部建物(旧館)を残し、本庁舎跡地に整備することになるようだ。
by shingen1948 | 2019-08-17 09:17 | ◎ 福島の建築 | Comments(0)