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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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2014年 04月 24日 ( 1 )

 信達坂東33観音23番札所を確認すると、その御詠歌は次のようだ。
 「ひとつ/みつ/みつわ/ひとつに/あらわるる/かみの/てらなる/せいし/くわをん」
 ※ 一つ、三つ、三つは一つに現るる/上の寺なる勢至観音
 「上の寺なる勢至観音」の「上の寺」が、「大林寺」であるのが地元の伝承のはずだ。その勢至観音と詠っているようなのだ。
 現「大林寺」の観音堂にかかわる部分を、その由緒・沿革から確認すると、「観音堂には子安観音像が祀られており、信達坂東23番の札所である」とある。
a0087378_4222654.jpg  
 これらの情報を整理すれば、御詠歌の「上の寺なる勢至観音」は、「大林寺」の勢至観音であり、この勢至観音堂の風景が、その原風景ではないのかなと思えてくるのだが、これは素人の勝手な判断。

 ちょっと堂内を覗かせていただくと、昭和4年7月に77人に奉納された「南無大慈大(慧?)勢至観世音」の額が掲げられている。恥ずかしながら素養がないので、草書はところどころしか読めなかったのだが、信達坂東33観音23番札所御詠歌と思われる。

 ここからは完全な想像の世界。
 現「大林寺」の由緒・沿革によれば、本尊仏は阿弥陀如来座像とのことだ。
 御詠歌が詠う内容はよく分からないのだが、阿弥陀つながりで、ウィキペディアで確認した「阿弥陀三尊」の内容が気になった。
 阿弥陀三尊は、仏教における仏像安置形式の一つである。阿弥陀如来を中尊とし、その左右に左脇侍の観音菩薩と、右脇侍の勢至菩薩を配する三尊形式である。根拠は無量寿経・観無量寿経である。観音菩薩は阿弥陀如来の「慈悲」をあらわす化身とされ、勢至菩薩は「智慧」をあらわす化身とされる。
  寺の盛衰の中で、そんな風景の時代を想像することが可能なのかどうかは分からない。
by shingen1948 | 2014-04-24 05:10 | ◎ 地域散策と心の故郷 | Comments(0)