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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン

2012年 04月 21日 ( 1 )

 大河ドラマ「平清盛」は、東の都人の感覚に合わないようだ。個人的には、その文化的な植民地だと思っている福島の街中も、その感覚に協力的なように見える。
 そのドラマの西行さんが、「やすらぐ」のに、信夫の里に入る道筋をイメージするという空想を加えて、先の旧道諸説の続きを確かめる。

 まずは、旧道諸説の中の一つに登場してきて、気になっていた「はっつけ地蔵」を確かめる。
 その地蔵様は、福大の図書館の前に、4体並んで立っていた。右手の痛みかけた「金谷川の由来」の案内板の最後に、次のように解説されている。
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はっつけ地蔵
 福島大学付属図書館の前に祀られている4体のお地蔵さんは、俗に「はっつけ地蔵」または、「はりつけ地蔵」とよばれ、福島大学が移転統合するよりはるかに古くから立っていたものです。
 
 このお地蔵さんは、一説「首切り地蔵」とか「はりつけ地蔵」ともいわれ、この場所が罪人を処刑した刑場のように思われがちですが、この場所は、もともと関谷部落と若宮部落との境界である丘の上にあり、昔、疫病などが出たときにとなり部落に知らせる書状をお地蔵さんに張り付け、連絡場所としていたところから「はっつけ(張り付けのなまり)地蔵」とよばれるようになったのが、真相のようです。
 いずれにしても、旅人が一息ついた峠に立つお地蔵さんは、昔から今日、そしてこれからも、世の移り変わる様をつぶさに見続ける事でしょう。

 案内板は、福大の地名を「松川町浅川字直道」から「金谷川」に変更したことによって消滅した字名を解説するのが、主たる目的のようだ。
 今回の散策とのかかわりで気になるのが、字「坂上(さかうえ)」の解説だ。
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 字「坂上(さかうえ)」は、かつての旧道、高並より「はりつけ地蔵」に向かう坂道の坂下に対する坂上の意だとある。
 その旧道高並は、金谷川駅の南側の道筋であり、字「坂下」は、その駅を挟んだ北側で、案内板の字「八神沢」と「池下」の間位の位置だろうか。
 少なくとも、高並―坂下―坂上―はりつけ地蔵の道筋があったことが読み取れる。そこが、村境になっていて、そこから、先に散策した道筋につながる道筋の存在とつながりを伺わせる。

 旧道諸説の一つに「はっつけ地蔵」から先に散策した道筋が、奥大道というのを見たのだが、その道筋とかかわる道筋とかかわるとみても面白いと思う。

 案内図では、池下・真北・入真北・入真田とその北側の字地界に沿った道筋のように思われる。その道筋が、先に散策した道筋につながっている感じがする。
by shingen1948 | 2012-04-21 05:20 | ◎ 奥州侵略の路 | Comments(0)