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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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平成21年度第6次調査阿津賀志山防塁現地説明会③

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 阿津賀志山防塁第6次調査地点の地図から、阿津賀志山防塁全体が見える。 この阿津賀志山防塁を散策しはじめた頃は、ただこの壮大さを実感したかったということだった。そういう意味では、ようやくこの防塁が見えてきたというところだろうか。

 今回の調査の現地説明会は中止になったが、説明会資料で読み取ったことを整理する。
 調査目的は、遠矢崎地区は、阿津賀志山防塁のほぼ中央で、南側から二重で続いてきた防塁がここで一重になるらしいことの確認と、その訳を確認したいということのようだ。



 この調査の結果から、この地区の防塁は次のようだったと考えるようだ。

 この遠矢崎地区の阿津賀志山防塁は、内堀が遠矢崎の丘陵裾を取り巻くように巡っている。その内側の土塁は、その段丘の崖に沿って、この内堀から掘り出した土を積んで構築したらしい。
 外堀は、その3m下の段丘に掘られていくのだが、その端は、涌水の谷から流れ出る河川の湿地帯に向かって落ち込んでいくようになっている。
 このことから、外側の土塁は積み上げず、外側の河川や湿地であることを巧に利用して防塁の機能を持たせているようだ。一重掘の部分も同じように、地形の制約を受けて一重にするのだが、巧みにその地形を生かして二重堀に劣らぬ機能を持たせて構築されたものと推定しているということのようだ。

 天候も回復したので、国見→大枝→梁川あたりをふらついてみようと思って、ここから梁川方面に向かう道を探す。



 1T部分の写真が、新聞に発表されていた。
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2T部分の写真も、新聞に発表されていた。
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 奥が、土塁が逆転して積み上げられていることの確かめに掘った部分だろうか。
by shingen1948 | 2009-11-17 05:39 | ◎ 奥州侵略の路 | Comments(0)