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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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町頭遺跡現地説明会④

 山の下遺跡が紹介されているのは、遺物の展示を目的にしたというよりは、この町頭遺物から縄文時代の落とし穴も見つかったということで、その関わりの紹介と思われる。
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 この遺跡は、椿山の北側に広がる大規模な遺跡で、4回ほど発掘調査が行われているという。いずれも椿山のふもとに近い部分とのことだが、そこから縄文時代に掘られたと考えられる落とし穴がたくさんみつかっているとのことだ。椿山の北側にはこのような穴が一面に広がっていたかもしれないと考えられているようだ。 ここでは、木の実などを貯えたと思われるフラスコのように底が広くなったような穴もみつかったという。
 周辺に大きな村があったかもしれないが、椿山のふもとは、狩りを行ったり、木の実をためておいたりする生活の場としていたと考えられるとのことだ。
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 村の跡の遺跡ではないので、ここから発掘された土器は少ないが、縄文時代後期の土器が発掘されたという。それが、先の④で整理したものだが、その他に平安時代の土器も見つかってはいるらしく、平安時代のむらが近くにあった可能性もありそうだ。

 勝手な想像だが、今回の写真資料では国道4号線を挟んでプロットされている。これは、近頃は国道4号バイパス工事にともなう整備がすすんでいるので、その周辺の発掘調査が進んで明らかになってきているからだろうかと思う。
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 この展示を頭におきながら、発掘現場で行われた町頭遺跡現地説明会に参加した。
 なお、春日館に関わる展示もあったのだが、そのことについては、春日館を散歩したことに関わらせて後で整理することにする。
by shingen1948 | 2009-09-18 05:26 | ◎ 埋蔵文化(古墳・それ以前) | Comments(0)