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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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「文知摺観音」での忘れ物③

 「文知摺観音」を訪ねた後の一行は、月の輪の渡しを越えて、瀬上の宿場に出て、飯塚の里鯖野を人に尋ね尋ねて行くことになる。
 先に、その足跡を先にたどって散歩して想像を膨らませて整理している。
 月の輪の渡し[2009-03-06 21:49 by shingen1948]から
 奥の細道を探る⑪~月の輪から瀬上宿[2009-05-09 05:51 by shingen1948]まであたりと、
 飯坂古道から奥の細道に寄り道:五郎兵衛館跡付近[2007-05-06 05:37 by shingen1948]から
 飯坂近辺の奥の細道:自分の散策と比べてみた[2007-05-14 05:02 by shingen1948]あたりまでだ。

 
 その中で気になっているのが、「月の輪のわたしを越て、瀬の上と云宿に出づ」というあたりだ。具体的には、月の輪の渡しから瀬上宿までの間だ。

 最近まで、どんなふうに歩いても西の方向を目指せば、奥州街道に辿り着くのだから、それほど気を使わなくてもいいと思っていたところもある。

 ところが、瀬上宿あたりを歩いてみると、青柳神社の参道が奥州街道から長くのびているのを見てそうではないと思えてきたのだ。この道を無視できないのではないかと思うのだ。
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 これが奥州街道の瀬上宿入口あたりの青柳神社参道の入り口だ。


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 これは、神社入り口から瀬上宿の方向をみたところだが、奥に見えるのが現在の国道4号線バイパスの信号だ。奥州街道から、現在の阿武隈急行線とクロスする辺りまで続いているのだ。


 一行が進んだのは、大雑把にみると現在の月の輪大橋と阿武隈急行線の間あたりだと思う。
 それは、瀬上宿の北はずれが、箱石渡しの対岸と摺上川の岸辺を結ぶ延長線にあることは直ぐに認識できるだろうし、月の輪の渡しを渡った後、極端に南側(福島側)に進むことはないだろうと考えられるからだ。
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 そうすると、この神社と参道あたりが一つの目印となったのではないかなと想像してもよさそうだと勝手に思えてきたのだ。


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 そこで、試しに神社から阿武隈川河畔まで歩いてみると、阿武隈急行にぶつかって道は切れてしまうが、この線を回り込んで、その延長線あたりの道を進んでみると、現在の瀬上の渡しあたりにたどり着いたのだ。

 
 多分誰も評価はしてくれないだろうが、自分としてはこの想像ちょっと気にいっている。前の散歩の忘れ物として付け加えておきたい。
by shingen1948 | 2009-06-21 09:28 | ◎ 芭蕉の足跡 | Comments(0)