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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン

井野目堰④

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頂いた地図では、取水口から中野へ続く道を横切るあたりまでが、工事予定区間とある。


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 中野堰を確かめた時に、工事中だったところが、この井野目堰の工事だろうか。

メモでは、「櫛が峯のろうか」が、この井野目堰を開削するのに苦労したとある。
恐らく、小川からの取水口から、川子坂の地名の間にあるこのあたりも、櫛が峯という所ではないかと思う。

 ここは255㍍あって、冬場だけの作業だったこともあって、5年を要したようだ。
  トンネルの横に穴を掘る工夫をして、掘り進んだとも聞く。この横穴から、石屑を取り出しができるようになって、作業効率が上がったとか、空気の流れをつくったり、明るさを確保できるようになったということだ。
 また、この「ろうか」というトンネルで、崩れやすい所では、丸太を鳥居の形に組み立てて掘り進んだと聞く。

 ただ、手持ちの地図にはその地名はなく、確実なことはよく分からない。

 このほか、「ろうか」は、鍛冶小屋47㍍、丸山47㍍と聞くが、そこの確認はまだしていない。

 丸山という地名は、井の目堰の北の外れにあり、はっきりしないが、ここに「ろうか」を掘ったということだろうかとも思う。
 今のところ、鍛冶小屋の「ろうか」は、見当もつかない。

※ トンネルについて、西根堰では「隧道」と表現し、井野目堰では「ろうか」と表現しているが、これは教えていただいた方の表現をそのまま使っている。ただ、「ろうか」の次に、そこに水路を引くという言い方になる。穴を掘ったところが「ろうか」と「水路」が対の表現で、その全体が隧道ということなのかなとも思えるが、定かではない。
by shingen1948 | 2009-02-20 20:00 | ◎ 信夫の里(天地人の時) | Comments(0)