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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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新しい時代の波に埋没する栗本堰の文化

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 栗本堰の記念碑から、水路をたどって下ると、


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 松川堰堤と栗本堰の共存関係、栗本堰・一の堰・笹谷大堰の3つの堰の共存関係、その象徴である円筒分水まで戻る。


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 そして、そこから再び笹谷堰に戻って、視点を変えて周りを見渡せば、そこには、新たな景色が創設されている。


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 橋脚が並んでいる。


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 恐らく、このあたりで、東北自動車道から米沢に向かう高速道路が分岐していくことになるのだろう。新しい交通網の整備の風景。


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 その新たな風景の中に、切り取られた原風景が残る。


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 二つの水路に分かれた笹谷大堰も、その原風景の一つ。

 
 水神に刻まれた栗本堰の後半部分は、この景色に対する思いの表出とみる。
 然し時代の変遷は著しく、かつては水田面積約一千ヘクタール、組合員数約二千名を誇った栗本地区も住宅、商工団地の造成、区画整理、その他の開発行為により水田面積が約408ヘクタール組合員数1109名と大幅に減少した事は誠に寂しい限りであります。
 今後は200年前に此の大事業を成し遂げた先駆者の偉大なる業績を讃え、昭和大改修を実現された先輩諸氏に対して感謝の意を表し、更に平成9年度着工、平成18年度竣工の県営福島北部地区経営体育成農業基盤整備事業によって美田が整然と並び、生まれ変わった栗本地区と美しい自然と誇れるふるさとの創造、そして85年前(大正10年)、に建立した農村文化遺産とも言うべき栗本堰水神を崇拝し大切に保存して後世に伝えるのが私共に課せられた責務であると痛感し、この度改修遷座を致しました。

by shingen1948 | 2009-01-22 04:16 | ◎ 水 | Comments(0)