人気ブログランキング |

地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

下鳥渡の八幡塚古墳へ行ってみた

 「ふくしまの歴史」に福島市内で唯一埴輪が見つかった古墳として紹介されている下鳥渡の八幡塚古墳に行ってみた。
a0087378_4444695.jpg
 案内板では、円墳となっているが、1985年(昭和60年)の調査で帆立貝式古墳であることが分かったとのことだ。古墳の大きさが、長さ45.5m、後円部36mと、大きくなっているが、これからの調査で、更に大きくなる可能性を示唆している。
 この下鳥渡の八幡塚古墳は、出土した円筒埴輪から5世紀終わり頃の古墳時代中期に造営されたと考えられているようだ。この古墳の南側にある稲荷塚古墳とこの古墳はこの地域を治めていた豪族の二代に渡る墓だと推定している。
 なお、案内板では、八幡塚古墳が稲荷塚古墳より古いとしているが、「ふくしまの歴史」では、稲荷塚古墳が、八幡塚古墳より古いとしている。どちらかが福島市で一番古い古墳ということになるようだ。


a0087378_446502.jpg
 周りの様子について、案内板では、南側が畑で、残り三方が水田となっている。しかし、実際は、南側はレストランの脇から入った駐車場になっている。

 ここから古墳に近づくことができるが、残り三方は、自動車工場の車置き場になっていて、フェンスで囲まれていている。


a0087378_450144.jpg
 墳頂から北側を望むと、車置き場の向こうにアパートが立ち並んでいるのが分かる。


a0087378_4572961.jpg
 東側の幹線道路沿いには自動車工場とレストランが並んでいるのでこの墳墓は見えない。



a0087378_4514845.jpg
 唯一、雰囲気を感じるのはフェンスの中に入って東側の一段高まった所にある墓地の辺りだけだ。

 なお、本宮の天王檀古墳も帆立貝式古墳のはずだし、出土の埴輪の形状も似ているようだが、「ふくしまの歴史」では、形象埴輪片は見つかっているが、形象埴輪は見つかっていないとしていた。


※県北地域のこの辺では、「八幡塚古墳」といえば、一般的には、東北では大きいほうの部類に入る国見町の「八幡塚古墳」をイメージするらしいので、下鳥渡の「八幡塚古墳」という言い方をした。




案内板には、次のように説明されている。
ふるさとの良さを見つけよう
<古墳> 八幡塚古墳
 この古墳の上に八幡社があるのでこの名があります。墳丘の高さは5m余、直径17m余の円墳です。南が畑で、三方が水田に囲まれていますが、此処は「周偟」というほりがまわっていたことを示しています。ここからは「朝顔型円筒埴輪」が出土しているほか、人物埴輪の腕の部分と思われる土製品も出ています。まだ内部の調査も進んでいませんが、古墳がつくられたのは○○年前頃のものと見られています。直南の稲荷塚古墳よりは小さいのですが時代は古いと見られています。時代の違う二つの古墳がならんでいることにも注目してみてよいと思います。
ディスカバー、マイカントリー
福島信夫ライオンズクラブ。
by shingen1948 | 2008-04-13 04:42 | ◎ 埋蔵文化(古墳・それ以前) | Comments(0)