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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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白山遺跡② ~ 竪穴住居

 先日は、和台遺跡跡にはたどり着いたのだが、あいにくもやがかかっていたことと、ゆとりある眺め方をしていなかったので、再々度和台遺跡跡に来てみた。
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 今回は、高台に登らずに、下からこの遺跡を眺めてみた。


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 こちら側から女神川を挟んだ白山遺跡を眺める。写真でははっきりしないが、竪穴住居と案内板がよくみえる。

白山遺跡に行ったとき、この復原した竪穴住居が新しくなっていたことについて書いたが、飯野町の広報2月号のコラムでは、この作業について概略説明があった。
14年ぶりに「さしがや」の方法で葺き替えがなされたという。コラムでは、その白山遺跡の屋根の葺き替え作業から、和台遺跡の竪穴住居数230軒分の作業量と材料について想像していた。
 たった1軒のしかも「さしがや」の方法なのに、かかったカヤの量は、軽トラック8台分だったという。実際の作業も、カヤ職人1名、作業員3名で、現代の工法で述べ7日間かかったとのことだ。
 そのことから、この和台遺跡分の家を整備するためには大量の材料と大変な作業量であることが想像できる。
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 何十年も昔の話だが、何者かが白山遺跡の住居に侵入し、たき火をしたことで火災になったという話を人づてに聞いたことがある。それで、今も網が張られて人が入れないようになっていたのだろう。
 しかし、よく考えてみると、縄文人もたき火をしたはずで、縄文人は大丈夫で、現在の復元住居は火災になるというのはどこか変だとも思う。その意味で、この事件は、犯罪は犯罪としても、この家屋の実験的実証という側面もなかったのだろうかとも思う。
 火を焚けば火災になるということは、家屋の高さの推定違いとか、風の動きの読み違えとかということはなかったかという検証の機会だったのではと考えるのは不謹慎ではある。




飯野広報2月号「和台遺跡」コラム

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by shingen1948 | 2008-03-28 04:24 | ◎ 埋蔵文化(古墳・それ以前) | Comments(0)