地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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若松の町を見直す~「今月までのわすれもの」

 昨年秋、若松で伝統的な工芸の制作現場を覗き見ることができた。ここに、住んでいた頃には知らなかった世界である。これは新たな発見だった。

 これは、会津観光の売り方が変わったことによる。
 団体型から個人家族型の観光に変質させたことだ。観光客が、小グループで街中を歩く姿が普通にみられるようになってきている。バスの運行、店の対応も個人や小グループで街を訪ね歩くスタイルに合わせている。だから、自分も個人的に街をのぞき歩くというスタイルをとりやすい。そのスタイルで興味の赴くままに出掛けると、そこで見えてくる姿は、そこに住んでいる時に見える街とは違ってくる。
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 絵ロウソクそのものは、会津の物産の中では有名なので知っていた。
 家でも仏壇に使っている。しかし、店ではその絵ロウソクをどのような展示にしているかということには、関心が無かった。
 観光客になりきって覗いてみると、新たなよさが見えてくる。


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 ロウソクを制作する現場まで覗き見ることができる。鼻につく蝋のにおいの中で、ロウソク造りの作業を観たのは初めての体験だ。


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 張子造り職人の方の仕事場を覗くこともできたのだ。作業場に入れてもらい、仕事の様子を伺う事ができた。誇りを持って仕事する姿は、今まで知らない世界だった。
知人に会津塗りの塗り師がいるので、その暮らしぶりや仕事振りは知っている。しかし、それ以外の職人の暮らし振りや仕事振りを知るチャンスはほとんど無かった。

 職人の方と話をして、新たな発見ができたのは、観光客になりきったからだ。そうなれたのは、体験型の観光に変わったことによることが大きいのだが、自分にも変化があったこともある。今まの自分は知っているという肩肘張った見方でなくなっている。年月が経ったこともある。

 このことは、自分にとっては昨年の大きな収穫の一つである。昔から知っていると思っている世界で、新たな発見ができるということである。
by shingen1948 | 2008-03-20 06:32 | ◎ 地域散策と心の故郷 | Comments(0)