地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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日教組の教研集会拒否問題③

 「朝日新聞」(2008.2.8)は、社説で、「プリンスホテル 少し勇気を出したなら」として、以下のように、論じていた。
もしプリンスホテルが右翼の横暴に対して少しの勇気を見せたなら、広く社会の共感を呼び、応援する市民や組織も出てくるだろう。それは健全な市民社会に勇気を与えることにもなるはずだ。

その論拠を、次のように述べている。
 ホテルに影響があるにしても、悪いのは日教組の集会ではない。わがもの顔で走り回る街宣車こそ、批判されるべきものだ。右翼の横暴に屈すれば、集会を開けるところがますます少なくなってしまう。それは健全な社会とはいえない。

 そして、日本を代表するホテルの一つなら世の中の理不尽な行為に対しては、警察の協力を得て立ち向かえと檄をとばす。

 社会正義のために立ち上がれというが、その前提にホテル業としてでないことが気になる。ホテル業としてはごもっともだが、正義のために勇気を出せという。青臭いことをよくいったとは思う。しかし、一流ホテルといわれている経営者は、ホテル経営の理念をまっとうすれば正義と反してしまう状況が怖いと思う。

 もう一つ、他人事を自分の土俵で批判する総批評家が似合う時代になっているということでもある。社会正義のためというのは、社説氏の土俵だ。当事者としては難しい状況なのかもしれない。
 他から見れば社会正義に反する事が、当事者にとっては抜け出せない状況にある。そして、他を見れば、抜け出せない状況がよく見える。だから、自分の状況はさておいて、互いに批判しあう。こういった状況から抜け出せない時代ということがよく分かる。
by shingen1948 | 2008-02-29 04:39 | ☆ その他の話題 | Comments(0)