地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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古墳を訪ね歩く準備をする

 「前山1号墳」報告書の返却日が迫っている。返却前に、二つのことをやっておきたい。一つは、「前山1号墳」の概要を改めて確認しておきたい。二つは、返却後も、この報告書で記載されている周辺の古墳を訪ねることができるようにしておきたいということだ。
 今日は周辺の古墳を訪ねることができる状態にする準備をすることにする。

 報告書には、14基の周辺の古墳の概要が説明されていて、「前山1号墳」が報告されている。そして、その古墳の位置が地図にプロットされている。それに加えて、3基の古墳が説明はないが地図にプロットされている。プロットされている古墳は計18基だ。

 まず、プロットされた地図をコピーしておく。そして、これをもとにして現在の地図と見比べて、おおよその位置を確認しプロットしておく。地形が分かる地図と住宅地図の両方にプロットする。地形図へのプロットはイメージを膨らませるのに役立つし、住宅地図へのプロットはそこへ行ってみる時に役立つ。

 この報告書には、周辺の古墳の概要も説明されている。これから訪ね歩く古墳をイメージするのに役立つ。まだ訪れていない古墳の概要をメモさせていただく。
 先に訪ねたのは、以下の10基だ。
 前山1号墳、温石古墳、久遠壇古墳、谷地古墳(下舘跡)、傾城壇古墳、二子塚古墳、金山古墳、天王壇古墳、庚申壇古墳、そして、諸田向古墳群
 残りは以下の8基の古墳ということになる。
 堂ケ久保古墳群
 大玉大山字谷地地内にあり、その内の高屋敷古墳横穴石室内より須恵器の台付き長頸壺・ 出土。昭和31年安達本宮高校調査
 六社山古墳
 大山字六社地内にあり、昭和20年頃は、直径5㍍程の円墳が18基確認されていたが、現在は、開墾等によって横穴式石室が、露呈したものが1基のみ遺存する。
 向山古墳群
 大山字宮ノ下地内にあり、現在古墳として登録されているが、十三塚と考えた方が適切
 愛宕山古墳
 本宮町大字舘ノ越地内にあり、本古墳付近は第二次世界大戦後、石採場となり、古墳は消滅。形状、規模等は不明だが、5鈴鏡が出土したと伝えられる。このことから、造営時期は、古墳時代中期と考えられる。
 根岸古墳群
 本宮町大字高木字久保の阿武隈川右岸の低地を望む丘陵端にあり、現在は、丘陵は消失しているが、横穴式室の天井石と考えられる石が遺存している。
 明治開墾の際、刀剣、勾玉、管玉、切子玉、ガラス小玉、金環、銀環出土と伝えられる。近年も、銀環1点採集、造営時期7世紀初頭。
 本古墳と同一丘陵から、問答山古墳群も確認、群集墳形成と考えられる。この古墳は、北東へ約500㍍の位置。
 説明がない古墳
 舘野古墳、向原古墳群
by shingen1948 | 2008-01-13 05:19 | ◎ 埋蔵文化(古墳・それ以前) | Comments(0)