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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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傾城壇古墳を訪ねる

 雑談の中で、地元の文化財の話をしていたら、「傾城壇古墳なら行ったことがある」という人がいた。早速頼んで、案内してもらうことにした。いつか訪ねてみたいものだと思ってはいたが、こんなに早く実現するとは思わなかった。
 この傾城壇古墳は、古い資料によれば、中通り唯一確認されている古代時代前期の前方後円墳ということである。
 「ふくしまの古墳時代」でも、郡山の大安場古墳の成果を述べた後、「東北最古の古墳か、傾城壇古墳」という項を起こして説明されている。
 大玉村の高橋氏の資料調査を見た中から、古墳時代前期の中でも最も古い段階の土師器を見たことを根拠の一つにして、形状をも考慮に入れて、傾城壇古墳は、確実に前期、4世紀の前方後円墳であり、東北最古の前方後円墳の最有力候補だとした。昔掘られた跡が、埋め戻されていないことに苦言を呈しながらも、ここを丁寧に調査すれば、古墳の築造時期ももう少し確実になるだろうとも述べている。
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 山道に入ってしばらく行くと、山の中に入る小道があるが案内板も目印もないが、そこから山に入っていくという。やはり地図だけを頼りに案内無しでたどり着くというわけにはいかなかったということだ。


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 それでも整備された山の小道という感じではある。急な坂を登りきると、丸い後円墳の部分が、見えてくる。


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 後円墳の北脇に、「傾城壇古墳」と分る杭が立てられている。方墳の方に回って後円墳の部分に上る。草と野イバラで、覆われている。


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 「ふくしまの古墳時代」で、埋め戻されていないことに苦言を呈しながらも、ここを丁寧に調査すれば、築造時期がもっと明確になるとした昔掘られた跡も直ぐに分った。
by shingen1948 | 2008-01-06 05:32 | ◎ 埋蔵文化(古墳・それ以前) | Comments(0)