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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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「働くことの意義」:若者が希望を持てる実態か⑥

<キャリア教育考>

 職場になじめない・離職が多い原因を我慢が足りない、フリーターニートは、若者の責任職業意識の希薄化に求めることに疑義を唱えた記事を改めて読み直す。
 「朝日新聞」私の視点で、「キャリア教育 働く者の権利教えよう」という神奈川県立高非常勤講師キャリアアドバイザー横山滋氏の主張だ。

 氏は、雇用の側の現状を以下のように捉える。
 派遣企業や請負、アウトソーシング企業が増加していて、その方針は、短期の教育技術訓練で第一線に配備、即戦力を要求するケースが増えている。そのため、成果だけを競わされ余裕のない職場環境になっている。
 そこに送り出される若者の現状を、就職したての若者の声は小さいのに、労働組合の組織率は低下していると捉える。

 今まで確認してきたことによると、この現状認識はその通りで、絵空事でない現状を踏まえてのキャリア教育をしなければならないというごく当たり前の提言だった。

 現在のキャリア教育の目的は、しっかりとした勤労観・職業観を身につけて社会人職業人として自立することである。これは03文科省「若者自立・挑戦プラン」で、目先の実績に偏りがちだった進路指導に比べ、長期的視野で生きる力を身につけさせようと言う教育のねらいは評価できるとする。
 しかし、働き方の多様化・雇用の流動化・成果主義賃金の導入など、様変わりする労働現場で働くことになる生徒には不十分だとして、以下のことを付け加える必要があるという主張だ。
○ 求人票の労働条件の読み方
○ 労働基準法や労働組合法の読み方と、自分たちを守る法律の内容の読み方と使い方
○ 個人でも参加できるユニオンとは
○ 社会保険や雇用保険の仕組み
 
 現在のキャリア教育では、厳しさを増すばかりの職場や労働環境に、若者を無防備なまま荒海に飛び込まされるようなものだ。働く者の誇りや権利についてしっかり学び、労働問題に立ち向かえるように、関係省庁は広く議論し直すべきだと主張している。

 ごくわずかだが、自分にこの主張を素直に受け入れられない感覚が存在した。それは、「働くこと」に関しての現状認識が弱かったからだ。見ていても見えていなかったのだろう。今は素直に納得できる。
Commented by kawazukiyoshi at 2007-12-08 12:51
今の日本の状況を少しでも良くする方法を
みんなで考えていったらいいですね。
働くことの基本は生きることだと
私は思っています。
今日もスマイル
Commented by shingen1948 at 2007-12-11 20:57
まったくその通りだとおもいます。
でも、細々と弱い立場の人の支援に役立てるようになりたいと思って動いてみると、その体制を整えるのには、ボランティアと称する活動のお世話なしでは、動き出せない現実があります。
そこには、前に進めるためと頼り切っている自分がいます。
正しいと思うように行動するのは難しいことだと実感します。
方向を見極めないと、自分も誤ってしまう可能性があるなと感じている自分もいます。
by shingen1948 | 2007-12-08 04:15 | ☆ 教育話題 | Comments(2)