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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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「殯(もがり)の森」の前売り券

  「殯(もがり)の森」の前売り券を買った。監督の舞台挨拶鑑賞券付だが、舞台挨拶は10月11日だけだ。上映が、午前10時からで、舞台挨拶が、午前11時50分からだという。平日の午前中ということで、観にいくのは無理だというのは分っている。
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土日のいずれかにはこの映画をみる予定だ。

偶然、NHKの河瀬直美のインタビューで構成されている番組を観た。

河瀬氏は「殯(もがり)の森」で、認知症の人と心通わせることが出来るのかという眼差しで、認知症の人の「心の世界」を描いているようだ。
 舞台は奈良市郊外の村にあるグループホーム。そこに暮らす元編集者の男性と、幼い息子を事故で亡くし心に深い傷を抱えた若いヘルパーの女性がふれあう中で、「認知症」と「愛するものの死」という耐え難い喪失感を乗り越えていくまでの心の軌跡を描いた作品とのことだ。

  番組をみて、河瀬作品の原点は、自身の実生活にある。日々の暮らしの中で実感していることを大切に育み、それを作品にまで昇華していく素晴らしさだろうと思った。この映画も、初期の認知症の養母への接し方での自己嫌悪の実感、そして、きちんと向き合うと、愛すべき笑顔を見せてくれる養母を見詰め尽くしているらしい。その上で本質は人と人とのつながりの中にあると感じたらしい。

  河瀬直美監督は、1997年「萌えの朱雀」でカンヌ映画祭新人賞を受賞し、そして、この映画で2007年カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で審査員特別賞受賞した方だ。でも、番組の最後に彼女の奈良での映画祭準備に奔走する姿が映し出されるが、とても生き生きしているように感じる。
元々、公民館のような所で作品を上映していたという。とてもよく似合っているのはそのせいかもしれないと勝手に思う。
by shingen1948 | 2007-10-13 05:12 | ☆ 映画話題と視聴記録 | Comments(0)