人気ブログランキング |

地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

原発に頼るエネルギー事情に疑問

柏崎刈羽原発の揺れ、想定値の2.5倍Excite エキサイト : 経済ニュース

中越沖地震について、揺れ方が想定外、今まで想定していない断層が見つかったなど、想定外の出来事と言う報道があり、また、大きな地震が起きる間隔も短かった。それで、他の要素もあるのかなという話題を拾ったが、地震が発生する仕組みは、基本的にはプレートの力である。

日本列島付近では、太平洋側にある太平洋プレートとフィリピン海プレートが、陸のプレートの下に沈み込んでいる。海側のプレートが押す力に対し、陸のプレートが押し返すように力が働き、そのひずみがたまる。それが限界に達し、解放される過程で地盤がもろい部分の断層が破壊されて起きたといわれている。

  今回の地震を起こした地殻のひずみについて、今回の地震を起こした地殻のひずみについて、読売オンライン「新潟県中越沖地震 新潟―神戸ひずみの帯」(2007年07月17日読売新聞)は、詳しく解説していて、分かりやすい。
  それによると、今回の地震が、阪神大震災、濃尾地震(1891年、M8)、新潟県中越地震といった内陸部の大地震と同様、新潟―神戸構造帯と呼ばれるひずみ集中帯の中で起きたとのことである。
 
 今回の地震で、何が起こったのかという地質関係のデータは,産総研地質調査総合センターのサイトが詳しい。

  始めよく分からなくて、後になってなるほどと関心したのは、カキの分布上面高度の相対値報告である。カキは、海面に沿って海岸に付着するので、その現在の様子から、地殻の動きが推定できるというものだ。科学的なものというのは、例えば衛星を使ってとか、というイメージだったのが、こういった地道な観察の積み上げによってということにということに、感心してしまった。

 今日も、柏崎刈羽原発の揺れ、想定値の2.5倍という報道である。これらを想定内にしたときに今の原発は大丈夫なのだろうか。そして、こういった状況の中で、原発に頼る日本のエネルギー事情は正しいのかを問い直す必要はないのだろうかと思うのだが。
  改めて神戸大都市安全研究センター教授 石橋克彦の「新指針の不備の見直しを」と題た提言をもとにして、想定外のことにも対応した原発施設であってほしいという願いを強く持つ。




柏崎刈羽原発の揺れ、想定値の2.5倍の記事内容
  東京電力柏崎刈羽原子力発電所が新潟県中越沖地震で観測した最大加速度値が2,058ガルに達していたことが、同電力が2007年7月30日に経済産業省原子力安全・保安院へ提出した報告書で明らかになった。設計時の想定値は834ガルで、実際にはこの2.5倍に達していた。


新潟県中越沖地震 新潟―神戸ひずみの帯(読売新聞)の記事内容
逆断層型 3年前と共通
67人の死者を出した新潟県中越地震から3年もたたないうちに、震度6強の強い揺れが、また新潟を襲った。新潟で大地震が相次いでいる背景に、大規模な「ひずみ集中帯」の存在があると指摘されている。今後も警戒が必要だ。(科学部地震取材班)

中越地震と同タイプ
気象庁の分析によると、今回の地震は、プレート(板状の岩盤)のごく浅いところで断層がずれて発生した。震源の深さは約17キロ、地震の規模はマグニチュード(M)6・8だった。

 新潟県中越地震(M6・8)とほぼ同じタイプの地震だが、今回の地震の震源は北西に約40キロ離れており、前回とは別の断層が動いたとみられる。震源は海域のため、断層があることは知られていなかった。

 震源から約80キロ離れた長野県飯綱町でも震度6強を観測したが、気象庁は「地盤が弱い地域のため震度が大きくなった」(地震津波監視課)との見方を示した。今回のように地下浅いところで起きる地震は「直下型地震」「内陸型地震」などと呼ばれ、1995年1月の阪神大震災や、今年3月の能登半島地震も同タイプ。日本全国、いつどこで起きてもおかしくない地震だ。

 断層面を挟んで両側から力がかかって断層がずれ、片方の地盤がもう片方に乗り上がる逆断層型の地震だった。震源の断層は北東―南西の方角に延びており、ずれ方や方角は、新潟県中越地震や能登半島地震とほぼ同じという。

プレートの力
a0087378_524258.jpg
日本列島付近では、太平洋側にある太平洋プレートとフィリピン海プレートが、陸のプレートの下に沈み込んでいる。海側のプレートが押す力に対し、陸のプレートが押し返すように力が働き、そのひずみがたまる。それが限界に達し、解放される過程で地盤がもろい部分の断層が破壊され、地震が発生する仕組みだ。
なぜ新潟で地震が相次いでいるのか。

 注目されるのが今回の地震が、阪神大震災、濃尾地震(1891年、M8)、新潟県中越地震といった内陸部の大地震と同様、新潟―神戸構造帯と呼ばれるひずみ集中帯の中で起きたことだ。

 このひずみ集中帯の存在が初めて公表されたのは2001年。国土地理院が全国に配置した全地球測位システム(GPS)観測網のデータから、陸と海のプレートが1年間に約2センチ押し合うことで、新潟―神戸間の幅約50~200キロの帯状部分にひずみが集中していることが判明した。その度合いは、周辺の数倍から10倍程度と見積もられる。

 データを分析した鷺谷威・名古屋大准教授は、「ひずみの集中と、M7前後クラスの地震発生が深いつながりがあることが改めて裏付けられた」と指摘。「このひずみ集中帯で大きな地震が起きていない活断層もあり、十分な備えが必要だ」と警告する。
a0087378_5244682.jpg
 
なぜ新潟で地震が相次いでいるのか。

「中越」に誘発された可能性
中越地震と関連も
今回の地震が、新潟県中越地震によって誘発された可能性を指摘する研究者もいる。
 産業技術総合研究所活断層研究センター(茨城県つくば市)の遠田晋次主任研究員(地震地質学)によると、地震発生後、断層周辺では、圧力が下がってひずみが減少する地域と、圧力が高まりひずみが増える地域が現れる。

 遠田主任研究員は、中越地震の発生直後に周囲の地殻に与えた圧力の変化を計算しており、今回の中越沖地震の震源をその計算結果にあてはめた。その結果、震源付近には大気圧の5分の1程度の圧力が加わり、ひずみが増加した地域であることが判明した。

 断層にとっては大きな圧力で、遠田主任研究員は「今回の地震は、中越地震によって誘発された可能性が高い」と話している。

by shingen1948 | 2007-08-01 05:03 | ☆ 環境話題 | Comments(0)