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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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パッチギ! LOVE&PEACE

パッチギ! LOVE&PEACE | Excite エキサイトシネマ
a0087378_73535.jpg 福島フォーラムで16時30分から上映された「パッチギ! LOVE&PEACE」を観る。
井筒和幸監督のヒット作「パッチギ!」の2年ぶりの続編とのことだが、前作を観ていない。だから独立した作品として観た。
在日朝鮮人の家族を視点にして、1974年の日本の状況を見ているのだが、ちょうど自分の青春時代にあたり、懐かしい。
自分の田舎にも在日朝鮮人の方は住んでいたが、自分たちもじゅうぶんに貧しかったので一緒に暮らしていたと思っている。今思えば貧しい暮らしだし、世の中矛盾に満ちていたはずなのだが、当時はじゅうぶん楽しく暮らしていた。だから、この映画の何が何でも生き延びてやるという必死さを肯定する姿勢には共感できる。

ただ、描きたかったのは分かるが、テーマがいっぱいあって、しかも、全部手を抜かずに描くから、散漫な感じはする。自分の散漫な感想を羅列する。

○ インサートされる戦場のシーンは圧巻で、特に、南洋での前線の映像は、リアリティーをもって迫ってくる。
○ キョンジャが特攻隊をテーマにした映画に出演する展開するが、フォーラムの下の階では、石原慎太郎氏の脚本による『俺は、君のためにこそ死ににいく』が、上映されているのと重なってしまうのは意図的なのだろうか。戦争にかりだされた人たちの本当の心理を描かずに、イメージで描いているに過ぎないというメッセージを挟み込んだような気がする。
○ もう一つあった。文化庁が支援してくれたと、最後に表示される。どの部分が支援対象になったのかがよくわからなかった。

「福島民報」のシネマ通信簿の記事を読んで、そうだったと同感したことがあり、更に追加する。
○ 懐かしかったもの : 幸福行き切符・佐藤栄作首相のノーベル平和賞受賞新聞記事・仮面ライダーアマゾン
○ お人好しで自らも重荷を背負う役の藤井の好演が光っていた。船長役の寺島進、母親役のキムラ緑子・芸能事務所社長役のでんでんも、確かによかった。
<物語の概要>
1974年、東京。江東区枝川でサンダル工場を営む叔父夫婦のもとに身を寄せるリ・アンソン一家。難病に冒された幼い息子チャンスの治療のために京都から出てきたものの、医師の下した診断は厳しく、さらに多額の費用が必要なことがわかり、乱闘騒ぎをきっかけに親友になった元国鉄職員の佐藤と命がけの計画を立てるアンソン。妹のキョンジャは稼ぎのいい芸能界に飛び込むが、人気俳優の野村と出会い恋に落ちて…。映画生活
<フォーラム作品紹介>
熱い思いが観る者全てのハートを鷲掴みにした『パッチギ!』から2年。キャストを一新し、さらにパワーup!!舞台は京都から東京へ…兄妹の父親が若かった頃のエピソードを交えながら三世代に渡り受け維がれる壮大な家族史と命の輝きを描く。
「パッチギ! LOVE&PEACE」の映画詳細、映画館情報はこちら >>



エキサイトシネマの作品説明
a0087378_78248.jpgイントロダクション
井筒和幸監督のヒット作「パッチギ!」の2年ぶりの続編。舞台を68年の京都から74年の東京に移してキャストも一新。在日韓国人一家と日本人の友情や恋を描いた感動ドラマ。
ストーリー
1974年。息子の治療のために一家で東京に来たアンソンは、宿敵・近藤と再会し争いごとに巻き込まれる。彼を助けたことが原因で国鉄をクビになった佐藤と知り合い、親しくなったアンソンは彼と共に無謀な計画を立てる。
キャスト&スタッフ
[監][脚]井筒和幸・[総][製]李鳳宇・[脚]羽原大介・[音]加藤和彦
[出]井坂俊哉 西島秀俊 中村ゆり 藤井隆 風間杜夫 キムラ緑子 手塚理美 キム・ウンス 米倉斉加年 村田雄浩
制作:2007シネカノン
上映時間:128分
by shingen1948 | 2007-06-03 07:10 | ☆ 映画話題と視聴記録 | Comments(0)