地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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自殺報道考:労働と過労死関連を中心にして

Excite エキサイト : 社会ニュース<過労自殺>労災認定57%増、過去最多の66人 06年度
  2007.5.16新聞各社は、厚生労働省がまとめた06年度に労災認定を受けた人について報じた。
 「福島民報」は、過労自殺者は過去最多の66人との見出しで、過労自殺を含む精神障害認定者が、年代別では、30台が40㌫をしめたことを中心に報じていた。
 
  日本には、過労死するまで働けという経営者はいないそうだが、過労自殺者は多いということのようだ。

  純粋な過労過労死の話題のためには、心疾患で労災認定者の数値がいい。355人で過去最高だそうだ。そのうち過労死は147名とのことだ。
 
  「毎日新聞」は、労災認定57%増、過去最多の66人との見出しで、労働者を取り巻く長時間労働が一向に改善されない状況を中心に報じていた。

 厚生省は、この件に関して、温かい見方をしている。勝手に過労に陥っているとは云っていない。長時間労働や成果主義の浸透などが主な原因になったとみているとのことだ。
背景には、仕事が原因で心の病になることがあるという認識が広がり、裁判所や労基署も過労と自殺の因果関係を認める事例が相次いでいるということである。現象としては悲しいのだが、正常な認識が広がっているようなので安心するところもある。国の大切な会議の一員である方の考え方による感覚の汚染は進まなかったようだ。

 自殺者の数が、社会のゆがみの現れだと仮定すれば、年代別や男女のデータが参考になる。
福島県の自殺者についても見方を変えると、意外な点が浮き彫りになる。
  最近は青少年の自殺報道が多く、そのゆがみの原因を探求することが中心だった。しかし、数的には別の年代層がはるかに多い。その多くの自殺者の原因を探求することをしない。
  
  別な観点から気になるのは、過労による心疾患のうち、94㌫は男性がしめることと、年齢別では50台が最多とのことである。
  この領域の人たちの報道されている概念によれば、「男社会」の中で生きてきた人たちであり、女性に敬意を払うように説教され続けている人たちだ。それが、実は、客観的な数値を根拠にすれば、女性よりはるかに虐げられていて、女性たちに哀れんでもらわなければならない世代だと云うことが分かる。



<過労自殺>労災認定57%増、過去最多の66人 06年度 記事内容

 長時間労働や仕事のストレスなど過労が原因の自殺(未遂を含む)で06年度に労災認定を受けた人が前年度比57.1%増と急増し、過去最多の66人に上ることが16日、厚生労働省のまとめで分かった。うつ病など精神疾患が認定された人も前年度比61.4%増の205人で過去最多。働き方の見直しが言われる中、労働者を取り巻く長時間労働が一向に改善されない状況が改めて浮き彫りになった。

 同省によると、過労自殺が認定された66人では50代が21人で最多、30代が19人、40代12人。

 うつ病など精神疾患の認定を受けた205人の内訳は30代が83人と際だって多く、次いで20代が38人、40代36人、50代33人。20、30代で約6割を占めた。職種は▽専門技術職60人▽事務職34人▽技能職33人――など。請求数の819人も過去最多だった。

 過労で脳出血や心筋梗塞(こうそく)などを発症した「脳、心疾患」の認定者355人(うち死亡147人)も過去最多だった。50代が最多の141人、次いで40代104人、30代64人。ここでも30代が目立って増えた。職種では運輸・通信職が最も多かった。残業時間では月80~100時間未満が最多の116人。100~120時間未満は101人で、前年度より大幅に増えており、長時間労働がより過酷になっていることが分かった。

 厚労省は「ノルマ達成など過大な仕事を求められる厳しい労働環境が、長時間労働につながっているのでは」と分析している。

 労働相談などを実施している日本労働弁護団の事務局次長、棗(なつめ)一郎弁護士は「若年労働者から、うつ病など心の問題の相談が増えている。今回の結果には、それが反映されている。長時間労働やリストラなどで雇用不安のストレスが高まっている。長時間労働の削減や安定雇用対策に取り組まない限り、過労労災を減らすことはできない」と話している。【東海林智】
by shingen1948 | 2007-05-18 05:02 | ☆ 教育話題 | Comments(0)