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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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飯坂古道:香積寺から星の宮まで~六角周辺探索

a0087378_565429.jpg 香積寺から飯坂古道を北進すると直ぐに、左手に春日神社をみる。更に、北進すると、市道1級14号線北沢又・鎌田線と交差する。(道路名は、佐藤氏による。「歩楽里いいさか」では、瀬の上から大笹生への道路と表現している。)
  ここで目に付くのは、愛宕神社と市有形文化財の木造三面大黒天座像を保有する教法院だが、その向かいに六角石がある。

a0087378_573679.jpg これは地元では、舘の六角石が西の六角石といわれているのに対して、東の六角石又は、地名とあわせて平田の六角石と呼ばれている。
この六角石について「大鳥城記」には、以下の説明があるとのこと。
これは笠の塔婆といって、六角の竿石に笠をつけ、上部六面に千支の動物等を彫り込み、指導標としたものです。これによってこの地は、古くから道路の交差点になっていたことがわかります。この六角の指導標があるため、字名も六角といいます。

この六角石は、道幅拡張のため、道路面に突き出て車がこの六角石にこすれて、だんだん壊れてきたという。昭和35年に、道路の東側によせ、車の被害を避けているとのことである。

なお、「平野の伝承とくらし」による西の六角石は次のように説明されている。
六角石は、石塔が六角形で上部には笠があったという。また、六面の上の方に「くぼみ」があり、そこに地蔵さまが彫られていたという。
主だった道路の集落の入り口などに建てられるもので、道しるべというよりも、道での災いから守ることを祈って建てられたと思われる。

  この道結構細いのだが、六角石を動かしたり、愛宕神社を移動させたりして今の生活に合わせるため、拡張の努力をされている。道もまた日々変化している。
by shingen1948 | 2007-05-04 05:15 | ◎ 飯坂街道・古道 | Comments(0)