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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン | Excite エキサイトシネマ
  福島フォーラムで11時30分から上映された「東京タワー」を観る。観客はお年寄りが多く、ほぼ満席であった。流行った物語の映画化とのことだが、物語は知らない。予告編を観てみたいと思ったのだ。家人からは、「予告編以上のものは何もなく、それがすべてではないの」といわれたが、それでもめげずに出かけた。
  確かに物語の内容は単純だった。前半は、描きたかったことが、よく伝わらなかったが、それでも、あの時代、みんな貧しく明るかったことは思い出した。
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ボクが東京に出てきてからは、自分が親から離れた時の感覚を思い出し、確かにそんな生活感覚だったと思った。自分の若さのほろ苦さを重ねて観れた。
 母親との東京生活は母親への想いがよく伝わった。親孝行しておけばよかったなとの思いに駆られる。一歩間違うとマザコン話にもなりかねない。それをオダギリジョーや樹木希林、そして、脇を固める確かな演技によるのかな。

  ちょっと合点が行かないのは、母親の真意。
  物語では、母を東京に呼び寄せ、親子が一緒に暮らすことが素晴らしいことと描かれている。でも、実際にそういう状況になれば、故郷を離れるということや、年老いて住み慣れた場所から離れるということの寂しさとどう折り合いをつけるかが難しいのではないかなと思う。現実との遊離を感じる。

  映画の概要は、福島フォーラムでは、次のように紹介していた。
亡き母への思いを中心に、親と子、社会と個人、変わるものと変わらぬものの姿を真っ正直に綴ったあのベストセラーが遂に劇場映画化。
原作:リリー・フランキー 監督:松岡錠司
出演:オダギリジョー/樹木希林/内田也哉子/松たか子/小林薫


物語の内容は以下のようだ。
1960年代、ボクが3歳の頃。真夜中に酔ったオトンはボクに焼き鳥の串を食わせ、オカンにホウキで殴られた。故郷の小倉で、3人が暮らした短くも幸せな日々の最後の思い出から始まる。
遊び人のオトンを捨てたオカンに連れられ、小倉から筑豊のオカンの実家に戻ってくる。それから、オカンは女手ひとつでボクを育てた。
15歳になって、ボクはこの町を出て行きたくなる。ボクは、大分の美術高校受験に合格し、下宿生活をすることになった。
駅まで見送りにきたオカンがボクに持たせたカバンには、しわくちゃの一万円札が入れてあった。列車の中、オカンのおにぎりを噛みしめ15歳のボクは泣いた。そこから美大に合格してそのまま東京に出る。
春になると東京には、日本の隅々から若い奴らが吸い集められてくる。暗闇の細いホースは、夢と未来へ続くトンネル。しかし、トンネルを抜けると、そこはゴミためだった…とか。
東京の美大をなんとか卒業するが、仕事もせずに、仕送りしてもらい、更に借金を重ねていた。そんな中、オカンが癌に侵されていることが分かる。

東京タワーをシンボルとした60年代からのひとつの人生をつづった話に、郷愁を感じる。
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
by shingen1948 | 2007-05-02 05:01 | ☆ 映画話題と視聴記録 | Comments(0)