地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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庭坂(米沢街道の宿場街)の官宅を訪ねて

 万世大路をつくる間、三島道庸は庭坂から県庁に馬車で通っていたのだと思う。
 1992年.4.20福島民友のふくしま浪漫紀行は、湯町についての記事で、「官宅」について次のように述べている部分がある。
 「官宅」とは、かつて知事を県令といっていた当時の官舎跡で、鬼県令の異名を持つ三島道庸の別荘とも伝えられている。付近には、部長や警察部長の公舎も立ち並び、これら西洋づくりの官舎群は新しい湯の町の象徴的存在だった。

  官宅は、湯町を見下ろす三町歩の広大な高台に築かれ、以降高級役人達はここから二頭立ての馬車で県庁へ通ったと伝えられている。

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この官宅跡を訪ねてみた。今は民家のようだった。先の記事に、官宅の東に湯小屋があったとのことだが、現在は、取り壊されていて更地になっていた。向かいの湯町全盛時代のお湯の神様湯殿神社をまつっている岩山は今も手入れされているようだった。
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 以下の記述を頭に入れて更地を眺める。
 
旅館酒田屋の湯小屋は八畳たっぷりの浴槽が二つあり、一つは県令専用だった。



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  まだ残る面影は、石積みと三島県令が植えたと伝えられる「官宅の枝垂桜」ぐらいだろうか。







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  近所なので、ついでに天戸屋を確認したら、これも朽ち果てていた。10年位前に訪れた時はまだ面影が残っていたのだが、時代の流れを感じる。この時の様子は、先に湯町を記事にした時に使用した。
by shingen1948 | 2007-04-25 05:05 | ◎ 飯坂街道・古道 | Comments(0)