地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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「不都合な真実」の映画は純粋な環境問題提起かな

 先に、「不都合な真実」の映画を鑑賞し、記事にしたところだが、私には思いつかなかった鋭い指摘がみつかったので、確認しておきたい。

  2007.4.15「毎日新聞」の「今週の本棚」で、養老孟司氏が「不都合な真実」について、明確な主張と「いわなかったこと」との間とのテーマで、米国の炭酸ガス消費の世界で頭抜けいて高いことについて評論していた。
映画でも、イラク戦争について、ゴアもテロ対策との認識を示していた。だが、この評論で指摘されてみると、本音は石油だったということを思い出す。本当は誰もが何となく知っていることだ。言わないでいつづけることによって、いつのまにかこの理由は消えているだけだ。アメリカのもともとの文明は、高度にエネルギーを消費することである。この評論は、そのことにふれることで、ふれたくないことを炙り出しているように感じた。
 アメリカは、石油高度消費文明である。20世紀テキサスで大量の石油が出て、アメリカ文明を作った。米国のいう自由経済とは、原油価格安定という束縛の上の自由であることだ。だから無限に石油需要が増える。それでも価格を安定するには、供給を無限にするしかないのだ。
イラク戦争も、アメリカ文明も、西部劇の延長ではない。イラク戦争も、名目をいろいろいうが、本質はテロ対策だけではなく、石油だ。だから、アメリカ文明の帰結が温暖化問題だということにもゴアが気づいているのかと訪ねてみせる。

  この観点で、日本の最近の変貌を考えれば、信頼の絆から武力による安定への路線変更となるのだろうか。日本は、中東の石油については、国民のレベルで信頼を得る努力により安定供給を確保していたと聞く。その絆を積み上げていく地道な努力によって安定した石油供給を試みていたはずであった。それが、名目テロ対策の賛同のもと、信頼より武力による石油安定供給のアメリカ路線に乗ったと考えることになるのだろうか。それなら、憲法を早く変えないとアメリカにはついていけないはずだ。




 上記記事と、先日の「不都合な真実」の映画を安倍首相が鑑賞した記事を読んで、政争の具になることを心配した。更には、安倍首相が、国内的にも、国際的にも、謝罪を自己都合で使い分けていることについて、気になっていた。
 そんなところに、ブッシュ政権と環境問題について話し合うという記事をみつけてしまった。
 そこで、これにトラックバックして、純粋に環境問題について考えているのか、アメリカの政権の動きに合わせて、自分の立場を考え、アピールしておこうと考えたのかを問う記事を書こうとした。ところが、操作を失敗してしまった。ご迷惑をかけたことにお詫びするともに、その意図をあきらかにしておく。

トラックバックしようとした記事
新温暖化対策で連携を強化 日米首脳が合意へ [ 04月22日 08時09分 ] 共同通信
 
安倍晋三首相とブッシュ米大統領との27日の首脳会談で、先進国の温室効果ガス排出量削減を取り決めた「京都議定書」に定めがない13年以降の温暖化対策での連携強化で合意することが21日、固まった。合意事項を共同文書にして発表する方向だ。次官級協議機関設置、省エネルギーを含む環境分野の革新的技術の共同開発を盛り込むことで最終調整している。温暖化対策は6月の主要国首脳会議の主要議題となる。

by shingen1948 | 2007-04-24 20:11 | ☆ 環境話題 | Comments(0)