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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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謝罪も政争や自己都合の道具

「毎日新聞(2007.4.22)」に、月末訪米をひかえて沈静化を図る目的で、従軍慰安婦に安倍首相が、「我々に責任」との発言が記事になっていた。その記事によると、以下のような謝罪とのことだ。
 人間として心から同情同情するそうだ。首相として大変申し訳思っていると改めて陳謝した上で、彼女達が慰安婦として存在しなければならなかった状況につき、我々は責任があるとのべたそうだ。

 記事についてのコメントは控えるが、彼の歴史問題の発言の目的が、自分が都合よく行動するためであり、深く考えている結果ではないということが残念である。

 会津で戊辰戦争にかかわり、選挙応援の都合上謝罪したことを記事にしたところだが、思わぬところで関連記事を発見したので触れておきたい。

  「毎日新聞」の[日曜クラブの、「あの人に会う」~日本近代史を訪ねて]という特集は、本日は、野口英世の四回目の紹介記事だった。彼のゆかりの地は会津若松の中心地である。その中の青春どおりについて、協議会事務局の大須賀隆さんから取材したことが記事になっている。
 「前の戦争」の記憶と題して、会津では、前の戦争とは戊辰戦争であることにふれていた。
 
「古い建物があまりない」という古い建物とは、江戸時代以前の物で、それが失われたのは、幕末の戊辰戦争で焼かれたことである。
 この戦争で街はほとんど焼失・官軍による略奪や虐殺もあったという。大須賀さんの祖祖父も家を焼き払われた。
 戦後も会津側から見れば差別的な政策が続く。藩は福島県の一部に転落、県内ではじめて市政が敷かれた都会でありながら、鉄道も明治末まで通らない。
だから、恨みは深い。80年代、長州藩の末裔である山口県萩市に姉妹都市協定を呼びかけられたが、会津は拒否。90年代の住民調査でも、3割以上の人が山口に対するわだかまりを表明したとか。
 私達の耳にはまだ被害者の生の声が残っているんですよと大須賀さん。
 記者は、京都の人にとっての「前の戦争」は、第二次大戦ではなく応仁の乱という話を連想してしまったという。



<安倍首相>慰安婦問題で「責任」に言及 米メディアに [ 04月21日 13時05分 ] の記事内容は以下の通り

 安倍晋三首相は、今月末の訪米を前に米国メディアの取材に応じ、いわゆる従軍慰安婦問題について「人間として心から同情する。首相として大変申し訳なく思っている」と改めて陳謝したうえで「彼女たちが慰安婦として存在しなければならなかった状況につき、我々は責任がある」と述べ、日本側に責任があるとの認識を示した。

 米誌ニューズウィークと米紙ウォールストリート・ジャーナルの取材に首相官邸で17日、それぞれ答えた。慰安婦問題については首相の「(旧日本軍による)狭義の強制性を裏付けるものはなかった」との発言に米国内から批判が出ており、首相は今月3日のブッシュ大統領との電話協議でも見解を説明、先月の国会答弁で「同情とおわび」に言及するなどしていた。今回の発言は日本側の「責任」も指摘することで、沈静化を図ったものとみられる。

 一方で首相は強制性をめぐる過去の自身の発言について「私が初めて述べたものでなく、これまでの政府の見解を述べた」と説明。「ここで事実関係を述べるのはあまり意味がない」としたうえで、「(軍の関与を認め謝罪した93年の)河野洋平官房長官談話を私の内閣では継承している」と改めて強調した。

 また、首相は憲法改正に関し「21世紀にふさわしい自分たちの国のかたちを物語る憲法を自身の手で書くことが大事だ」と強調。日米同盟の強化について「法的整備をしなければならない。憲法の関係についても集団的自衛権行使の研究をしなければならない」と述べた。【小山由宇】

 ◇米メディアに対する安倍首相の発言の要旨は次の通り。

◆従軍慰安婦問題◆

 慰安婦の方々に人間として心から同情する。そういう状況に置かれたことに、日本の首相として大変申し訳なく思う。(軍による狭義の強制性はないとした過去の発言は)私が初めて述べたのでなく、今までの政府見解だ。ここで事実関係を述べることにあまり意味がない。彼女たちが慰安婦として存在しなければならなかった状況に、我々は責任がある。非常に苦しい思いをしたことに責任を感じている。河野洋平官房長官談話を私の内閣は継承している。

◆拉致、北朝鮮核開発問題◆

 拉致問題が解決しなければ、日朝国交正常化はなく、北朝鮮は未来をつくることができない。訪米の際、今後の北朝鮮政策について(ブッシュ大統領と)突っ込んだ話をしたい。

◆憲法、日米同盟◆

 時代に合わない条項があり、プライバシーや環境といった盛り込まないといけない新しい価値観もある。21世紀にふさわしい自分たちの国の形を物語る憲法を自身の手で書くことが大事だ。その精神が大事だ。日米同盟をより強化する必要がある。そのため、法的整備をしなければならない。憲法との関係でも、いわゆる集団的自衛権行使の研究をしなければならない。

by shingen1948 | 2007-04-22 10:44 | ◎ 会津への路(戊辰戦争) | Comments(0)