地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28

星の宮信仰を確認する

玉井に星の宮神社を見つけた。そのいわれは分からないが、全国にある星の宮信仰の共通的なことについて確認しておくことにする。
a0087378_1930488.jpg
① 昔から中国や日本では、人は生まれた年の干支によって北斗七星の7つの星のどれかに所属するということが信じられていた。そして、人の寿命や運命はその星がつかさどると信じられてきた。自分の所属する星を祭って供養すれば運命が開けるとし、それを星供養と言った。

② 弘法大師の星供養について「横峰寺縁起」には、中国・四国・九州が大干ばつのとき、嵯峨天皇の勅命で弘法大師が星森で星供養を修したところ、多くの善星が降り、また空から独鈷杵(どっこしょ:真言密教の法具)が降ってきて、やがて恵みの雨が降ったという伝説が記されている。「多くの善星が降り」とは流星群のこと、「独鈷杵が降ってきた」とは隕石が落ちたことをあらわすのではないかと言う説もある。

③ 星の宮の由来は言い伝えによると、穴織姫・呉織姫が夜遅くまで明かりも灯さず一生懸命機織りをしていると、天から7つの星が降ってきて織殿を真昼のように照らして作業がはかどったということだ。七つの星が北斗七星と考えると北辰信仰や妙見信仰とも関連するのではないかとの説もある。

 共通項は、北斗七星、織姫伝説、隕石、流星群のようである。原型は、北斗七星に伴う、北辰信仰・妙見信仰ということのような気がする。
by shingen1948 | 2007-03-02 19:31 | ◎ 地域散策と心の故郷 | Comments(0)