地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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教育が百年の計ならば

「教育は、百年の計」ということを確認するため、藤田 英典著「教育改革のゆくえ―格差社会か共生社会か」の結論部分を再び掲げたい。
 教育は未完のプロジェクトです。完成することのないプロジェクト、教職員や保護者・地域住民をはじめ関係者が絶えず支え続け、誠実な努力を続けてこそ、成功の可能性と展望が開けるという性質のものです。その直接的な担い手である教職員に信頼を寄せ、その誠実な実践と改善努力を支え、支援し、適切な協力をしてこそ、成功の可能性が高まるという性質のものです。その点を疎かにして、制度改革をしたからといって、よくなるというものではありません。
 教育再生を重要課題とするなら、本当に必要なことは、教育改革ではなくて、教育の改善・充実を図ることです。

 このことが、「教育は、百年の計」ということの理念でしょうか。その理念に基づけば、政治家が、やってはいけないことは明確です。本書から引用します。
 教育を政治の道具や政治のおもちゃにしてはなりません。教育現場は、すでに、疲れ切っていると言っても過言ではないような状況にあります。教職員もますます多忙になっています。心的障害を抱える教師やバーンアウト(燃え尽き症候群)に陥る教員も増えています。それで本当に教育がよくなると期待できるのでしょうか。これは、国政レベルだけでなく、自治体レベルでも同様ですが、政治家は今一度、誠実に考えるべき事です。

  政治の道具ではなく、教育が真に大切だと思うなら、もう一度確認したい。
1、教育は現在と未来への投資です。お金も人手も時間もかけずに良くなることは有りません。
2 義務教育は全ての子どもとその家族にとっても欠くことのできないライフラインです。そのライフラインを寸断していくなら、日本の社会も子どもの生活・成長も確実にゆがんでいきます。
3 子どもの生活・学習・成長にとって、安全でケアに満ちた空間と安定した豊かな時間のリズムはきわめて重要です。

by shingen1948 | 2007-02-28 21:39 | ☆ 教育話題 | Comments(0)