「ドリームガールズ」の話題に納得
2007年 02月 26日
アカデミー賞各賞の本命候補など話題につられて、福島のフォーラムで観た。確かに、迫力満点の歌謡ショーであった。こういうジャンルの作品はあまり観ていないが、迫力ある動きと音響は十分に堪能した。確かに、話題になるはずだと納得した。
映画を観終わってもジェニファー・ハドソンの歌声が頭に残っている。特に1人で歌う歌は、ド迫力。いろいろ批判的な意見も聞くが、大音量でも頭の中で、震える音がしっかり共鳴した。
これが、アメリカ映画の迫力ある動きと音響の真髄か。楽しめる映画だったので、これから話題の中身を確認したい。こういう作品に慣れていないのは、もったいないと思ったからだ。
作品の概要は「フォーラム」の作品案内に以下のように紹介されていた。
60年代~70年代のモータウンサウンド隆盛期。仲のよい友人同士で作った女性ボーカルグループが、時代を代表するスーパースター”ザ・ドリームス”になるまでのサクセス・ストーリー。しかし、その輝く世界の裏側には、様々な確執、裏切り、挫折があった。夢をつかんではじめて知る失った何か。女の友情、男の野望、男女の愛。すべての登場人物の運命が絡み合い、興奮と共に胸に迫る感動のラスト。あなたは喝采と涙を抑えることはできない。
ストーリーは、単純で分かりやすい。そこに妥協のない迫力を追及する味付けが、この映画のよさだと分かる。
映画案内でストーリーを確認しておく。
60年代のデトロイトで、歌手を夢見る三人の少女が、ドリーメッツ”というトリオでその日もオーディションイベントに参加していることから始まる。三人の少女が、エフィー、ローレル、ディーナだ。その姿をジっと見つめている男が音楽業界に興味を抱くカーティスで、エフィーの歌唱力、ディーナのルックスなどドリーメッツには売れる要素があると踏む。地元で人気の歌手ジェームズ・アーリーがバックコーラスを探しているという情報を掴んで、ドリーメッツを引き合わせるのに成功する。ドリーメッツとカーティスは、プロの音楽業界に飛び込み、紆余曲折の末にようやく成功を掴む。しかし、夢をかなえるために失ったものに気づく。
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