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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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今晩は初夢の日であり、庚申待で眠れない日

旧暦1月2日月齢1.5友引庚申
初日の出を拝む習慣は明治以降盛んになったとのこと。それまでは、元旦は家族揃って年神様を迎え、四方拝をしたとのこと。
2日は初夢。これは、書き初め、稽古始め、仕事始めなど、事始めが2日であったので、二日の夜の夢を重視したとの事。

今日は、旧暦の正月2日であると同時に、十干十二支の庚申の晩だ。みんな集まって、夜を明かす日だ。庚申の晩は、男女同衾など禁忌事項が多い。
  「野仏の見方」によると庚申待ちは以下のように考えているとのことだ。
中国の道教では、人体に3匹の虫が宿っているという。この虫は庚申の夜に、寝入った人体を抜け出し、天帝に宿主の罪業を報告する。
北極星の神格化といわれる天帝は、報告に基づいて、人間の寿命を差し引く。宿主が死ねば、三尸は鬼になれる。だから、もれなく罪を報告して、宿主の早死にを望む。
庚申の夜に宿主が寝なければ、三尸は人体を抜け出せない。そこで人々は、庚申の晩は、当番の家に集まり、おしゃべりや勤行で朝を迎えるという行事が行われるようになる。
道教の思想がそのまま導入されたのではなく、平安貴族がお遊びとして流行らせ、日本的な解釈を経て庶民の信仰に変遷したそうだ。
これが、室町時代中期に、仏教や神道と結びついて発展する。江戸時代には、僧侶や修験者などが、普及指導活動し、爆発的に流行したとのことだ。

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庚申の日は年6回あるが、3年間、18庚申を勤めると三尸の力も弱まるとされる。これを区切りとして庚申塔を造塔することが多いという。写真は、ホタルの里の水神様脇の申塔。たくさんの申塔の中に庚申塔があるのも、こういった言い伝えを確認して観ると理解できることが多い。
  今晩は初夢の日であり、夢を見るには、ぐっすり眠る必要があるが、庚申待で眠れない日でもある。信心深くない現代人は、茶化すことができるが、信心深い昔人は、今晩のような時は、どうしたのだろうかと、余計な心配をしている。

 テレビをかけたまま書いていたら、NHKニュースの中で、「ソング・フォー・メグミ」という曲ができたとの報道と、実際の歌が流れてきた。昨日の映画を思い出した。歌を聞く横田さんご夫婦の顔も明るかった。
by shingen1948 | 2007-02-19 21:41 | ★ 季節便り | Comments(0)