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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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昔に学びたい、実感を伴う生活

日本人のしきたり―正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心 | エキサイト商品情報
日本人の元々持っている感覚を何とかして実感してみたい。最近気づいたのが、太陰暦と太陽暦の暦の使用と生命に関する実感の違いだ。月の満ち欠けの実像に、誕生、全盛、衰退を重ね合わせて、昔は、月日を数えながら、月に託された生命を実感していたのだ。
月を数えることは、月が成長し、そして滅んでいくことを単位にして、十二回繰り返すことで、新たな単位である年となる。生まれて滅する姿の実像としての月を見ながら生活するのが太陰暦であり、空虚に響く数字としての月日を数えるのとは違う。ただ、太陰暦は、季節のずれが生じる。それを、24節季等で季節と感覚のずれを統一する知恵を重ね合わせてきたようだ。

この本と出会ったのはそんなことを感じ始めていた時期だ。知っていそうで、よく分かっていない日本の習慣、確認するのによさそうなので手に入れた。

a0087378_553181.jpg 2月3日は節分で、近所から豆まきの声が聞こえた。ここは、互いに干渉することの少ない地域だし、誰だかは知らないが、その声を聞いてほっとする。節分豆まきつながりのような連帯感といったらよいのだろうか。ちょっと恥ずかしいが、こちらから豆まきの声を出してみる。豆をまいた後、「節分」の項を確かめる。
季節の前日が節分だから、一年間に4回の節分があるのだが、一年は春から始まることを大切にする意識として、立春の前日を節分としていることを読み取る。
豆まきの行事については、奈良時代の「追儺(ついな)」を原型として、現代の豆まきの形になることの説明かある。大晦日の行事が、節分に残った背景は、太陰暦では、太陽暦に比べ、一月のずれができること、春から一年がスタートすることからとある。

本年の暦を確認してみると、3日が旧暦の12月14日4日が旧暦の12月15日にあたるようだ。まもなく一年の終わりを迎える。昔ならそんな感覚の時期である。なるほどと理解する。

この本で、一つ一つの歳時記を確認することで、日本の感性に近づいていきたいと思っている。
by shingen1948 | 2007-02-05 05:16 | ★ 季節便り | Comments(0)