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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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「フラガール」を観て

フラガール | Excite エキサイトシネマ
今日も映画館は混んでいた。ここ福島に、M館が進出してきた時、映画人口に対して映画館が多くなりすぎて、経営が圧迫されると騒いでいた6年前が嘘のようだ。フラガールも随分長くやっていたから、客もそれほどいないだろうと思っていた。それが、小さな映画館とはいえ、予想に反して満席であった。

  さて、フラガールは、現在「スパ・リゾート・ハワイアンズ」に改名した元「常磐ハワイアンセンター」誕生実話を映画化したものだ。我々の年代は、実話の部分を多少知っている。正直、当時、「何でいわきにハワイなの」と思ったことは事実である。しかし、この映画ではこの物語を素材に、完成度の高い映画に仕上がっていた。

  物語は、 昭和40年、閉山の危機が迫る炭鉱町の福島県いわき市が舞台だ。まちを救うために炭鉱会社が構想したのが、レジャー施設「常磐ハワイアンセンター」の建設だった。目玉はフラダンスのステージだったが、ダンサー募集に集めたのは地元の素人の娘たちだ。
一つのストーリーが、東京から呼び寄せられた元花形ダンサーの変化だ。世間の風当たりはつめたく、教える相手はドシロウトである。当然、始めは馬鹿にしているのだが、ひたむきな炭鉱の少女たちの熱意に魅せられ、次第に忘れかけていた情熱を思い出し、心を動かされていく感動的なつくりだ。
  次に、炭鉱の人々が変わるストーリーだ。変化やフラダンスそのものを受け入れなかった炭鉱の男たちが、炭鉱の町の危機をフラダンスで救おうとするけなげな彼女たちの熱心さに心を開いていくプロセスである。そこに、家族のエピソードなどが織りなされていく。ひとつのことに打ち込む情熱、子供の成長と親子の愛情など、ひとつひとつに胸が打たれる。
 そこに、指導者を演じる松雪、ダンサーを演じる蒼井優、しずちゃん等どの人も本物らしくみせる。果たしてオープンの日は無事に迎えられるのかと、不覚にも感動の涙してしまう自分がいた。

 キャストは、松雪泰子・豊川悦司・蒼井優・山崎静代(しずちゃん)・岸部一徳・富司純子等
 監督は、李相日。
「フラガール」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
by shingen1948 | 2007-01-21 19:33 | ☆ 映画話題と視聴記録 | Comments(0)