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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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日常を、こだわりで見詰めてみる

  正月の「~初め」と表現されている慣わしは、ほとんど考えることも無く習慣的になっているライフサイクルの確認という意味を込めた先人の知恵と思う。例年なら、買い初めとなるところだが、昨日から開いている店が多かったのでやめにした。書初めというのもある。パソコンの使いはじめに、今年は、コンピューターのファイルを整理してみた。削ったり、分類しなおしてみると、自分の頭が整理されていくように感じた。
  「若水汲み」というのもある。
 これは、日々にはいちいちあり難さを感じていない「水」というものを見詰め、新たな気持ちで味わうことだろう。昔は、正月の馳走にも同じ感覚を味わっていたのだろうと思う。普段何気なく食していることに、新ためて新鮮さを感じて食していたと思う。
 現代は日々に食事が豊かになり、便利になっている分、感じにくくなっているのは不幸かもしれない。正月でもマーケットは開くようになり、日々の延長の食事の感覚で過ごすことができるようになった。昔に比べれば、普段からおいしいものを食べている。だから、立ち止まることができにくくなっている。それはそれで幸福なことだが、改めて味わい、おいしい実感する瞬間は少なくなっているのも事実である。
 そういう意味で、今年新年に飲んだ酒を味わって飲むことができたことはうれしかった。晩酌の習慣を、一年以上やめていたのだ。健康診断のデータが気になって、それまで続いていた晩酌を控えていたのだ。日々の摂生が、このときの深い味わいになっていると思う。残念ながら、次の日目覚めが悪かったが、これも二日目からの摂生が決断しやすくなってよかったという側面もある。
 食材については、最近は季節ごとに正月を味わっている。
 野菜は、無人販売などを利用して手に入れるようにしているのだ。住んでいる地域の、その季節の野菜を中心に食したいと思うからだ。本当は自分でも作ってみたいが、それだけの土地がない。庭で、お遊びで作っている程度だ。その制限の中では、これも贅沢の一つだと思っている。実は、その季節のものを食べるというこだわりは、かえって経済的なのだが、心のありようでは満足を味わうことが多いのだ。
 先日は、偶然立ち寄った販売所ですばらしい卵に出会った。濃い色や白身の切れが、普段食べていた卵と違うのだ。この卵の発見は、今年一番のヒットだと思っている。この正月しっかり味わって食べた。
 今回は、食材の味わいと正月が重なったが、この食材のこだわりは、季節ごとに正月を感じているともいえるかもしれないという楽しみ方であると自己満足している。

 さて、今から新しい水で、いつもの珈琲を入れてみよう。今日は特に入れ方にこだわって味わって見ることにするか。
 
by shingen1948 | 2007-01-02 08:46 | ★ 季節便り | Comments(0)