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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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思考停止を目指して

  年々新年を迎える感慨が薄くなっている。それだけ惰性で生きはじめてきているということの自覚がある。

  正月は、今まで思考してきたことを一旦止めて、本来の自分に立ちかえることだという。そういった目で改めて現実を見ることが大切なそうだ。
  私の場合は、惰性で生活し始めた状態を一度ストップすることが大切なのだろうと解釈している。年度末に各種の切抜きを整理して、不要なものや未使用だったものを捨ててみた。本箱の分類を変えてみた。書きかけの原稿や懐かしい本を見つけて、しばし立ち止まることも多かったが、どうにか整理した。ここまでやっても、凡人には引きずるものが何もない状態になったと言い切るのは難しい。
  次の手があって、それが初詣から始まる正月行事のようなのだ。まず、その引きずった心に風穴をあけるのが初詣ということなので、今年も出かけてみようと思う。
 正月の行事をこなす中で、少しでも感度の良い感性を取り戻せればいいなと思う。

  さて、その引きずっている中に、正月の食べ物と勝手に思っている「ざくざく煮」という汁物がある。年末に食材の準備をはじめたのだが、今年は例年になく苦労した。今住んでいるところと、自分が生まれ育ったところでは、食文化が微妙に違うのだ。
a0087378_7143446.jpg  適切な食材がなかなか見つからない。微妙に違うのだ。時代のせいもあるかもしれない。一番苦労したのが「キクラゲ」と「貝柱」である。地消地産ではないが、「キクラゲ」は地元の物でないと味が出ないのだ。昨年までは、夏に故郷に帰った時に買い揃えていたのだが、今年はすっかり忘れていたのだ。反省である。「貝柱」は、干し加減と量でちょうど気に入ったのがなかなか見つからない。これも、例年なら、いい物を見つけたときに買っておいたのだが、その視点で見ていなかった。日々の小さな努力を忘れていたことが、苦労の元である。それが反省である。
 それでもどうにか完成した。完全に精神的に満足できるものではないが、それでもまあまあ無事味わうことができる状態にまでにはなった。ベストまでは行かなかったが、ベターを求めたという満足感である。

 せめて正月、とらわれない心で過ごす努力をしたい。
by shingen1948 | 2007-01-01 07:11 | ★ 季節便り | Comments(0)