地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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なごり雪

大林宣彦監督の「なごり雪」 出演は、三浦友和、 須藤温子、 宝生舞、 ベンガル、 左時枝

 この映画の不自然さを、自分の感性だけで解きほぐす力はなかった。監督の言葉を聞いて、なるほどと思ったというのが正直なところである。
 画像は、28年前のレンズの状態で、撮ったとか。オレンジとブルーが濃く、やや色ブレの風味の画面はそのためなのだ。
 映画だけ見ると不自然の集合映画とも感じる。リアリティを求めて観れば、不自然をおかしいとする概念になる。しかし、棒読みも、言語も、演技も全体の不自然さ・違和感も全て28年前の景色である「うすき」にあわせて、映画の台詞回しも28年前にしたとか。そういわれてみれば、不思議でなつかしい雰囲気をかもし出している。青春のノスタルジックな世界と「なごり雪」のセリフと「うすき」の景色の中で、何も無い故郷に生きた人と、故郷を離れた心に残る故郷を思い出が重なり合う。

 造りすぎとみるか、演出の意図に酔うか。私は、後者だ。
by shingen1948 | 2006-12-02 21:22 | ☆ 映画話題と視聴記録 | Comments(0)