地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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福島の親水公園

 祓川が信夫山を回りこみ、松川にぬける部分が親水公園になっている。信夫山は、街中にある里山としての意味あいがあり、周りには昔の神々の住んでいた痕跡が残っている。
a0087378_21153451.jpg 一方、祓川はさらさらと流れる小川の役割を終え、市民の下水を集めて、松川に流し込む役割をになっている。幸い、この近所は、下水道が整備され、浄化され、処理された下水にはなっている。こういった状況の中で、形は、昔の小川のごとく水流を人工的につくり、流している。
 考えられた植物を植え、確かに憩いの空間を演出している。
 一見すると、信夫山に昔の神々が戻ってきたような錯覚に陥ることができる。そういった意味で、この試みは成功していると思っている。
  しかし、これは福島での祓川が都市型の下水道と小川の景観を作り出すという役割の上での親水公園として認められると考えているだけだ。コンクリートで川底まで固められて、豊かな水生生物を期待することは元々不可能なのだ。

 その地区で求められる親水公園のありようによって、「綺麗」な親水公園のイメージは異なると思っている。豊かな水生生物のいる親水公園は、土と石と草が似合うと思う。
by shingen1948 | 2006-11-25 21:16 | ◎ 水 | Comments(0)