地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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笑いの大学

「笑いの大学は」三谷幸喜 脚本、星護 監督、主な出演 役所広司、 稲垣吾郎である。
舞台は昭和15年の東京。時流は戦争へ向かう中、舞台劇が庶民の一般的な娯楽だった時代だ。「戦時中に喜劇など不要」という考えの検閲官と「笑いは大切」という信念をひたすら貫く無名の喜劇団作家の織り成す一週間である。その両者の7日間の対決をメインとしたシンプルな構成ながら、起伏のある展開だ。
赤紙を貰った喜劇団作家役の稲垣に、「死ぬのはお国のためじゃない。お肉のためだ」という台詞を、検閲官である役所に言わせて終わる。

本当は無理難題を押し付けて、上演禁止にしたかったのに、それに答えてしまうことで作品が磨かれ、完成度が高くなる。そのことによって徐々に笑いに普遍性が出てきて、真実が浮かび上がるということを軽いタッチで訴える。重いテーマを軽いタッチに変えて、ちょっと長いが、飽きさせない。
by shingen1948 | 2006-11-25 09:58 | ☆ 映画話題と視聴記録 | Comments(0)