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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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名倉山のもう一つの権威

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 名倉山は、今は開発によって聖地としての感覚を失った。しかし、この山が、村のどこからもよく見えるということに変りはない。逆の視点にたてば、この山に登れば、村全体が見えるということだ。だからこそ、この山を聖地に選んだったのであろうが。
例え聖地でなくなったとしても、何らかの形で、一年に一度はこの山に登り、自分の心にふるさとを刻み込む風習を再生することはできないものかと思う。

 聖地としての地位を失ったこの山は、それでも村人から関心を持って見られている。それは、この山は天候を教えてくれるからだ。農業を基盤とするこの村にとって、天候を教えてくれるこの山には、もう一つの権威があるのだ。
 この山がしっかりと見えれば、今の天候が悪い状態でも、直ぐに回復する。逆に、たとえ今いい天候でも、この山がはっきりと見えないときは、直ぐに天候は崩れる。地元の人はそういいきる。この言い伝えは、今のところよくあたっていると感じている。

 ちなみに、この写真は、今日の14時ごろの名倉山だ。天候は晴。明日は冷え込むと天気予報は言っている。
by shingen1948 | 2006-11-24 20:32 | ◎ 玉井村の史跡考 | Comments(0)