地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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学力テスト調査に関する報道について

 2006.11.5「朝日新聞」は、「学力調査に不安の声」の見出しで東大の校長アンケートを元に特集を組んだ。小見出しは、以下の通りである。

 ○ 競争原理に警戒感
 ○ 期待と疑問思惑交錯
 ○ 態勢未整備85%(小中学校長アンケート)

 しかし、どんなことがあろうと、国は、来年の4月末には実施に踏み切ることは間違いないだろう。
  
2006.11.5「朝日新聞」は、「学力テストで予算に差」との見出しで、足立区が、成績上位学校に、手厚い予算を出すという記事が載っていた。この足立区は、昨年度の東京都学力テストで低ランクだったのだ、それを挽回するための処置である。
 
 高校の未履修問題は、配慮ある大岡裁きで、対応。大学入試に、高校の教育が合わないという高校校長会の意見が、幅をきかせ始まった。大学入試に合わない高校教育を、大学入試に合わせた高校教育へと変えてもらいたいとの要求があからさまだ。一般的な流れは、これを受け入れ、小中学校もこの流れに合わせていく方向性のようである。

 高校の校長会の意見は、高校全体の意見として報じられている。しかし、ここにもトリックがある。会長さんは、その地区の俗に一流と言われる高校の校長であることが多いと思う。一流大学を目指させろといわれ続けている受験校の校長だ。そういった高校にとっては、今回の事態は、自分たちの意見を聞き入れてもらうチャンスになった。雨降って地固まるという事だ。
 今回のことが、入試で成果を出せとの圧力に、方策が立てやすくなったという成果をもたらした事だろう。
 
 私は、俗に言う二流といわれている高校や専門高校の校長先生に期待したい。この事を苦々しく思ってくださっていることに。単純に考えれば、教育とは人を成長させることと思う。自分のところで、人を成長させ、進路を決定し、そのことに共に泣き笑いする所だと思う。出口だけにとらわれた機関は、もはや学校と呼ぶにふさわしくないと思う。
 教育機関としての機能を有する高校と、態勢未整備85%と答えた小中学校の校長先生とが連携するればいい。そこには、人間性を備えた大人を社会に送り出そうとする真剣な精神の流れが期待できる。人間教育をしようとする教育者の存在を感じさせることができると思うからだ。
by shingen1948 | 2006-11-06 21:23 | ☆ 教育話題 | Comments(0)