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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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自殺報道に、変化の兆しを観る

 2006.11.3「朝日新聞」の生活特集で、NHK特番のことについて以下のように報じていた。

 長らく個人の問題とされた「自殺」というテーマに、正面から向き合う特番を組む企画である。
 11月は、ETVワイド「ともに生きる」で、いじめる側といじめられる側・かかわる教師が意見交換し、更に、遺族・自殺未遂者が語る番組を組むという。また、生活ホットモーニングでは、各地の自殺防止の取り組みを紹介するとか。
 プロデューサーが、「実態すら分かっていないという現実が分かってきた。簡単に答えを求めず、番組という形で多くの人が問題意識を共有できる場をつくりたい」と話しているとか。

 2006.11.3「毎日新聞」は、「自殺いじめ」で慎重報道を求めるという予防対策センターの主張を紹介した。適切なメディアの報道は自殺予防に役立つ点を認めつつ、一方で報道が自殺行動に影響する可能性にも言及しているとした。

 同じ毎日新聞の中で、どちらが正しいから、どちらが間違いだという単純な問題で紋切り型に報じている記事もある。どちらも正しいことも、どちらも間違っていることもある。一方が正しければ一方は間違っているといった単純さは分かりやすいが、真実は伝えにくいと思う。

 いじめられている方は間違いなくいしめられているのだし、いじめていることに気づかない方は本当に気づいていないのだと思うのだ。昔なら良かれ悪しかれ、価値観が一緒なので、このずれは小さくて問題にもならないかもしれない。しかし、今の時代は、感覚の違いでのすれ違いも相当に起きやすくなっている。

 安易な正義感で判断をくだしたりしないで、実態すらわからない事を真剣に分かろうとする姿勢を報道側も持ち続けようという上記NHKのような姿勢が、真実を見極める方向に向かう兆しと思う。
 ちなみに、1998年以降、年間の自殺者が3万人を越え続けるという事実がある。
 
by shingen1948 | 2006-11-06 21:13 | ☆ 教育話題 | Comments(0)