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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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高校は、県教委直轄の管理システムです

高校の未履修問題について、福島県関係では、毎日新聞10.27に、その問題の記事の中、以下のように伝えている。

 副見出しで、「福島教育長校長時代是正せず」とある。

 福島県の富田孝志教育長は、県立福島高校校長時代の03年度からこの問題を把握していたことを認めた。
 同校は「進学校としてやむを得ない措置」として、02年度から理系の3年生を中心に毎年約200人が単位不足だった。富田教育長は03年4月から一年間校長を務めた。「悪いこととは分かっているが、進学を考えれば、ごく一部だけ操作するのは、生徒にはプラスになると思っていた」と釈明した。これまで県教委は「実態はつかめていなかった」と説明していた。

 高校は、実は県立で、県教育委員会が直接管理している。義務教育は、この下に県の事務所があり、その下に、市町村の教育委員会があって、各学校が管理されるということになっているようだ。

 今教育問題を解決するための一つの方策は、事務所や市町村が管理する教育委員会をいかに省略して、政治的な教育問題をどう早めていくかということがあがっているように思う。

 最近の県教委の発言を整理してみると、本年度は、不登校やいじめが少ないことと進学率が上がったことが自慢であった。次年度に向けては、一流校への進学率アップが目標であるとの考えが明確である。
 この立場から今の組織を考えれば、小中学校は、義務教育の立場から教養を高めるとか、人間性の育成を大切にしたいなどといって、甘い考えであるとみえていると思う。
 県の立場からすれば、小学校も中学校も、そして、幼稚園も含めて、もっとストレートに進学率を高める体制にさせたいとの考えをもっているのではないだろうか。

 今回の高校の未履修問題についていえば、現状のシステムがあるから、義務教育に矛盾が降りるのを防止することができるといえることが皮肉であると思っている。
by shingen1948 | 2006-10-29 10:36 | ☆ 教育話題 | Comments(0)