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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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「豊かな生活」について

 今の時点で、豊かさということについて考えを問われれば、二つの観点から考えている。一つは「やりたいことができること」であり、もう一つは、「自分の状況の中を楽しむ」ことである。

 「やりたいことができること」ということに関しては、真に自分のやりたかったことを思い出し、見つけることから始まる。多くの人は、仕事に就くために、自分の本当にやりたかったことを忘れたり、あるいは封印したりして今の生活を勝ち取ってきている。少しでもいい、そのことを思い出し、できればそのことに再挑戦できる機会とチャンスがあれば、それは豊かではないかと。

 「自分の状況の中を楽しむ」というのは、今まで、肩書き・流行・競争心による他人との比較という価値観を作るときの頼りにしてきたことから離れられるかということである。それがなくなったとき、それでも自分は満足した生活を送るという想定があって、思いつくままに実践してみるという挑戦から発見できるものだと思っている。

 最近、就業について苦しむ若者と接する機会が多い。そういう若者と話をしていると、自分が「豊かな人生」と「仕事」ということについて、価値観を確立することが大切だと感じる。
 今の社会で活躍できている大人の多くは、若者に対する就業意識を批判する。そのための行政改革を叫ぶ評論家も声高であるし、もっともらしく聞こえる。そのさえたるものが、フリーター対策とかいわれる行政施策である。でも、それだけが本当の問題の本質なのだろうかと考えている。
 今、会社が生き延びるために、働く人への配慮を削ることが中心的な合理化と考えている大人社会の価値観が正しくて、働くものの将来をも考えるという甘い考えは、古い価値観とする社会構成の中で、そこに入れない若者はわがままだと言い切れるのかと。
 困ったことだと、若者を指導する体制を整えようとしているようだが、むなしく思う。働く人の幸せも少しは考える世の中にしたいと考える無駄は許されないのだろうか。

 私は、若者と話をするときには、収入も大切だが、好きなことで、いつかそれが生きがいになると思われることと比べてみてほしいと話をすることにしている。 身の丈にあったライフスタイルにすることで、それでも必要な収入を考えて、必要な収入を割り出す。そして、本当にやりたいことと結びつくか、充実した時間を得ることができるかを考えるようにアドバイスすることにしている。
 実は、確立された価値観でアドバイスしているのではなく、若者にアドバイスすることを通して、「豊かな生活」について自分の考えを固めているところなのである。
by shingen1948 | 2006-10-02 09:56 | ☆ 環境話題 | Comments(0)