現代風散歩
2006年 09月 26日
健康を意識したウォーキング
有酸素運動を意識した歩き方で、正しいフォームがあり、正しい服装があり、特に靴については気を使うことが大切である。
ショッピング
買い物という目的のために、街をぶらつく。目的の自由さにはいろいろあって、目的性が薄いと散歩との区別はつきにくくなる。服装は運動着ではなく、ややフォーマルになる。
散歩
目的がないことが正しいと思っている。その場その場で、興味のあることに出会えば、そこに目的が生まれる。いわば目的探しのぶらつきである。無意味度100なら完璧。そのぐらい奥が深い。昔は、帽子をかぶってステッキを持つことが正しいスタイルだったが、現代には合わない。ウォーキングに近い服装にならざるを得ない。ただし、履物は自由でありたい。目的がないのに、ふらふらしているので、現代では、不審者と同じしぐさになることで、これと間違われたときの対策が必要になる。名刺を持って、いざというとき自分を証明する手段を持つことが大切である。
現代風の散歩はなかなか難しい。
家人でさえなかなか理解してくれない。散歩に出ようとすると
「どうせ行くなら、○○してきて」といわれることが多い。しかし、目的が作られれば、それは純粋な散歩ではなくなる。散歩は、純粋な無意味度の追求だからだ。そこに、目的の発見があるのだ。
でも、説明してもわかりにくいので、引き受けて出かけることが大切である。続けることが大切なのだ。いつかは、きっとあきれててくれる。そうすれば、いつかは自由にしてくれるはずだ。その日を夢見ることが大切だと思っている。