地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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竜巻による特急横転事故と危機管理

 9月19日付「毎日新聞」によると、2006.9.17に宮崎県延岡市で発生した竜巻は、海に面する延岡市緑ケ丘付近の住宅街で発生し、北西方向に進行。商店街のある市中心部を直撃後、山すそに広がる田園地帯の上空で消えたという。
 被害地域は距離6㎞幅150~200m。竜巻が駆け抜けた時間は15分間とのこと。

 宮崎県延岡市別府町の特急「にちりん9号」脱線横転は、この竜巻が原因とみられている。重量40トンの列車も、風速40数mで倒れる可能性があり、竜巻は急激な気圧低下を伴うので、より横転しやすくなるとも。

 この記事で、注目しているのは、東京工芸大の田村幸雄教授が指摘したという「竜巻発生が多い地域に、地上から雲の動きをとらえるレーダーを取り付け、10~20分前に発生を予測できる体制を整えるべきだ」とあることである。今回の日豊線の横転列車は、05年12月のJR羽越線脱線事故の列車と同じという。

 NHK「知るを楽しむ」の番組の失敗に学ぶ番組で、事故後、JRで線路沿いに風速計を設置したのに対して、畑村洋太郎氏は、線路上をいくら細かに観測する体制を整えようとしても限界があり、面として観測体制を整えて、予測態勢を作るべきだと指摘したが、今回の事故は、まさに氏が言った危機管理体制の必要性の証明のように思えるのだ。
by shingen1948 | 2006-09-19 17:31 | ☆ 教育話題 | Comments(0)