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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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食育について

 早寝早起き朝ごはん運動が、国のレベルで推進されようとしている。生活の習慣については、本来個人的な問題であったはずだが、公的なレベルの問題に格上げされている。しかも、そのことに関して異議を唱える動きは弱いように思う。
 2006.9.18「毎日新聞」に食育の問題の記事が載った。

 その中で、食の問題としては、
 80年代に「個食」の問題・
 00年に一緒に食べていても、話題も無く「ばらばら食」の問題・
 現在は食べたいときに食べたいものを食べる「勝手食」の問題
 としたところが、言いえていると思う。

 教育の問題との関連では、
 習慣力の低下の問題とし、その原因を、新しい知識や情報を与えることと、情報の処理能力の育成を重視したこと。相対的に、毎日こつこつと同じことをやり続ける力をつけることを軽視したこととの関連を指摘している。

 結果として、本を見て難しい料理に挑戦しり、情報に基づいて食品を選ぶという処理能力の重視につながり、きちんと作り続ける・食べ続けるということが軽視されたとしている。

 勝手食は、個人ペースの現象問題では、欠食の問題と過食の問題である。教育の問題では、自由尊重の精神で、幼い子の意見を尊重する結果、食の自己管理能力が育成できなくなったという問題である。

 単に、食の問題で、ファーストフードも、朝ごはん抜きでも、極端にやせても太っても気にしないということだろうか。もっと深く、大人が子どもそのものの育ちに関心を無くしているとしたら、今の子育ての施策の評価を、別の視点から検討する必要が生じると思う。

 どこかに子捨ての意識の問題が存在するとすると、子育て支援について、次のような問題は浮かび上がらないか。

 子育て支援が、母親の支援の視点にとどまれば、親の未熟さを支援したり、貧困を助長することを容認することにはならないか。子どもの側から見れば、親に見捨てられてけなげにも懸命に生きるあわれな子ども社会を作ろうとしているのではないか。
by shingen1948 | 2006-09-19 04:37 | ☆ 教育話題 | Comments(0)