「懐メロ聴取」として整理する~「音楽の泉」⑤
2020年 10月 11日
「皆川達夫さんを偲んで」として「音楽の泉」で再放送されたこの最後の放送を何度も聴いたことを先に記した。その再放送を探すときに、「音楽の泉」は常に次の日の月曜日朝5時からFM放送で再放送されている事を知った。
それだけでなく、朝6時からの「古楽の楽しみ」という番組の前身「バロック音楽の楽しみ」でも、皆川達夫氏が20年にわたり解説を担当していたことを知った。
それからは、毎朝6時からの「古楽の楽しみ」を聞くようにもなっている。
これも「音楽の泉」の聴取記録の続きだと思っている。
クラシック音楽の入門としてバッハからと思ったのは、皆川達夫氏の「音楽の泉」最後の放送がバッハだったからといえば収まりがよい。しかし、本当は違う。
先に「懐メロ聴取準備~ミニコンポ」で記したように、安物のミニコンポを購入した。
高音質という点ではパワー不足なのだが、そのために他の部屋まで音が漏れにくいというメリットを得る事が出来たのだ。
我が家は開放型であり、防音を意識した音環境を整える設備を整えるという余裕はない。そんな貧乏人の自分に音楽を楽しめる音環境が実現したというわけだ。
そんな音環境で音楽を楽しもうとしたとき、バッハの音楽が最適だと思ったということだ。
まずは、聴き慣れようという事でMP3playerを購入することにした。ここにバッハの曲を入れて聴こうという事だ。
その曲の選定だが、「the classic collection」という雑誌についてきたCDの中からバッハの曲を選ぶことにした。この雑誌は子供用に買っていたようだが、現在は誰も使っていない。音楽に詳しい方々の間では、通称バッタもんCD付雑誌と言われているもののようだ。
聞き覚えのある曲が入っている「壮麗なる音楽の捧げもの」と「宮廷室内音楽の華」のアルバムと「羊は安らかに草を食み」と「小フーガ ト短調」を選んだ。それと、眠れない時に聴くのによさそうだと思って「妙なる独奏曲の調べ」のアルバムも。
選んだアルバムの曲をMP3playerに入れて毎日の散歩で聴いたという事なので、「懐メロ聴取準備その2」という事でもある。