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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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朝ドラ「エール」散歩資料(福島)⑰~「福島ハーモニカソシャイティー」と「火の鳥の会」に活動参加の風景イメージ

川俣銀行に勤めていた時代は、大正15年(1926)に開通した国鉄川俣線が走っていて、これに乗って福島へきているはずだ。この線は昭和47年(1972)に廃線になり、JRバスが運行されていたはずと川俣町のホームページを確認してみた。すると、現況は福島市と川俣町が共同で運行する自治体バスが運行されているようだ。

古関氏が「福島ハーモニカソシャイティー」と「火の鳥の会」の活動に参加するための足取りを具体的にイメージしてみる。

氏は川俣銀行から直接か、或は一度武藤家に戻ってそこから岩代川俣駅に向かうことになるのだろう。岩代川俣駅は現元川俣駅資料館のあたりのようだ。

ここから国鉄川俣線に乗り飯野経由で松川駅まで来て、ここで東北本線に乗り換えて福島駅までやって来るということだろう。岩代川俣町駅から飯野町駅まではおおよそ現114号線付近の道筋らしい。

廃線マニアの方のブログ等で確認できた昭和4010月の時刻表によれば、その運航は次のような状況だ。

川俣発629始発で午前中は次7時台11時台の3本。午後15時台17時台そして最終が1932。松川駅までが約20分かかっている。ここで東北本線に乗り換えて福島駅下車ということだろう。

福島駅下車後、駅から真っ直ぐ自宅に戻るのなら、路面電車に乗って大町から新町に向かう角付近の停留所で降りて徒歩で稲荷公園の北にある自宅へ向かうなかな?

「福島ハーモニカソシャイティー」の練習所へ向かうなら、徒歩で福ビルを目指し、そこを左折してスズラン通り(現パセオ通り)の街中を広瀬庵まで向かったということだろうか。

練習を終えた後は川俣に戻る汽車はないので、そこから実家に向かう。現文化通りか次の一本北側の道筋を進むかは、その時の気分次第かな。


そんなこと想像しながら昭和2(1927)製地図を眺める。自分がこの地とかかわるようになって記憶する風景とも照らし合わせる。

駅前通りに福島民報社が確認できる。現在地に移動する前の風景として記憶する辺りだ。

形態は違うが位置的には今もこの辺りと思える辰巳屋、栄町郵便局、ツタヤ用品店が確認できる。

同じ様に福ビルの福島ビルディング、みずほ銀行の農工銀行、日野屋が確認できる。

ちょっと気になったのが、大町から転居した地番69.70.71付近が伊達屋と表記されていること。その状況は分からない。


by shingen1948 | 2020-08-25 10:54 | 朝ドラ「エール」視聴記録 | Comments(0)