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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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朝ドラ「エール」散歩資料(福島)③~古関裕而生家③

前回、古関裕而生家の位置が示される絵図の東側に南北にクロスする道筋についてふれた。その東側に第百七国立銀行が描かれている。

「福島市ホームぺージ」で、その第百七国立銀行についての詳細と、絵図に描かれていた頃のこの銀行の銅版画、その変遷の写真が確認できる。

その「観光・文化・スポーツ」→「文化・歴史」→「養蚕とふくしま展」→「ふれあい歴史館出張展示 過去の展示タイトル」→「7.商業のまち 福島の発展~生糸の流通」→「写真資料」と辿ると、最初に「第百七国立銀行銅版画」が見える

これが明治22年頃の様子で、その下に「第百七国立銀行と五円紙幣」の項に掲げられる写真が明治41年頃の様子のようだ。

http://www.city.fukushima.fukushima.jp/bunka-bunkazai/fureai/kakonotenji/fureai05-01-00/fureai05-01-17.html

その間に、その創業者の一人吉野周太郎氏が紹介される。

ここに紹介される「福島市八島田に大邸宅をかまえ、東北の『八島田御殿』『吉野大尽』といわれた財閥吉野家」にかかわる散策をしたことがある。

〇 福島の建築 ⑭―2~吉野邸

https://kazenoshin.exblog.jp/10700816/

「新築された第百七銀行本店」の項で掲げられるのは、大正13年に現東邦銀行本店の場所に新築された建物とのこと。

第百七銀行は昭和9年に解散し、翌年ここに日本興業銀行東北支店が入り、昭和26年に東邦銀行本店が移転してきたとのことだが、風景としては現東邦銀行の所が昭和9年から銀行であったことが分かる。

ここでは、その他の銀行も解説されているが、古関裕而生家近くの風景という事では「日本銀行福島出張所」がかかわるかなと思う。


by shingen1948 | 2020-07-17 10:08 | 朝ドラ「エール」視聴記録 | Comments(0)