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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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朝ドラ「エール」散歩資料(本宮)③~「花山公園」~「本宮小学校」~生家

先の散策の菅森山・大黒山・愛宕山の連山と伊藤久男氏歌碑があるという花山公園が直接的にかかわるのは菅森山・大黒山の散策だ。

ここを一つの山城とイメージすると、愛宕山は少し離れている。

ここにも愛宕館があったということで、そちらに向かう。

この愛宕山の散策については「本宮城③余談~愛宕山」として整理している。

https://kazenoshin.exblog.jp/7507797/

その愛宕山の道路を挟んだ東手の大きな民家が伊藤久男氏生家だというのは、最近知った事。この散策時には意識していなかったというか、知らなかった。

改めて伊藤久男氏の情報をウィキペディア等で確認すると、安達郡本宮町の旧家の出身とある。

本宮小学校時代から唱歌がうまくピアノを習うなどしていたとのこと。


兄は四三男を将来農業の仕事に就かせたいということで、安達中学から岩瀬農業学校に転校させたようだが、音楽家への夢を膨らませたことにもこの兄がかかわっているようだ。

兄が、アメリカへ旅行のお土産として持参した蓄音器でビクターの赤盤歌手エンリコ・カルーソーのテノールを聴いて感銘し、将来の夢を音楽家へと膨らませたとも。

その兄については、「朝ドラ「エール」視聴~第13週「スター発掘オーディション」②」で記したように昭和21年(1946)に戦後初の本宮町長になられているという。


 また、父親の伊藤弥氏については、県立図書館の「レファレンス詳細」で次のように回答されるのを見る。

「伊藤弥(いとう わたる)の経歴は、『福島県史』によりますと、本宮町長で慶応3年生、大正7年没。明治25年町会議員に当選、郡会議員、県会議員等を歴任して地方自治に尽力。産馬奨励にも励み、牧場経営、安達郡産馬組合の組織化を行う。

 『福島百年の人々』によりますと、蛇の花公園の創設者、衆議院議員伊藤幟、歌手伊藤久男の父という人物です。」

旧家で裕福な家庭であったろう事が想像できる。


by shingen1948 | 2020-07-10 10:14 | 朝ドラ「エール」視聴記録 | Comments(0)