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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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今回の豪雨が身近なところにもたらしたこと⑤

 清水水位観測所のデータを確認しながら状況を把握しようとしたのは、台風21号から変わった熱帯低気圧の影響でまた大きな被害が予想された時だった。
 改めて台風19号時の清水水位観測所のデータを確認しておく。

 松川の水位は12日15時50分頃から上がり始め、18時には水防団待機水位2m以上となったようだ。そして、19時には氾濫注意水位2m50㎝を越えても水位は上昇し続けたようだ。
 23時30分には避難判断水位3m60㎝を越えたが、水位は上昇し続け氾濫危険水位3m85㎝に迫ったようだ。
 しかし、13日0時には水位が下がり始め、避難判断水位3m60㎝を切った。
 その後も水位は下がり続けて、4時20分には氾濫注意水位2m50㎝を切ったようだ。7時50分にはようやく水防団待機水位よりも水位が下がったという状況だったようだ。

 福島県河川流域情報システムのサイトでは、八反田川の沖高水位観測所のデータも確認できる。台風19号時の八反田川の状況も確認しておく。

 八反田川の水位が上昇し始めたのは12日15時50分からのようだ。
 17時20分には水防団待機水位1m以上となっている。(松川の水防団待機水位は2mだが、こちらの水防団待機水位は1mとされる)
 そして、18時10分には氾濫注意水位1m35㎝を越えたが、そのまま水位は上昇し続けて堤防高2m40㎝に迫ったようだ。(松川の氾濫注意水位は2m50㎝だが、こちらの氾濫注意水位は1m35㎝とされる)
 しかし、22時40分には水位が下がり始める。ただ、氾濫注意水位1m35㎝より水位が下がるのは、13日3時50分だったようだ。
 更に、水防団待機水位よりも水位が下がったのは、6時になってからだったということのようだ。
by shingen1948 | 2019-11-10 10:46 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)